朱鷺色の天使

ソロモンオウムをはじめ沢山の鳥さんとの日々、を綴ります。また、元エホバの証人の2世です。そのネタ投下もします。

おしゃれです

2011-10-07 12:21:00 | 日記

写真を撮るとどうしても色がとんでしまうのですがソロモンオウムはうっすらと朱鷺色がかっていて羽を逆なでするとほわほわの綿毛がしっかりと色づいているのが分ります。あたまのとさかも朱鷺色。翼と尾羽はレモンイエロー。でもあくまで控えめ。派手さはないけれどぬかりなくおしゃれしています。

そんなおしゃれさん、絶対自分が可愛いって知っていると思います。そう、おしゃれは武器なんです。この可愛さで騙されやすい人をおびき寄せ、がぶりんちょ、と噛むんです。で、「あらあらすいませんね~うふっ」とまた可愛いふり。おそろしいオウムなのです。

派手さではだれにも負けないキスジインコのホルスは自分が可愛いとは思っていない様子です。おもちゃをぶん回して猛烈にアピール、なでてあげるととろけてしまう熱血漢です。

ハイブリッドコニュアのトトは冷静です。自分が可愛いという自覚はあるようなんですが静かにアピールします。熱い視線を感じて振り向くところんと転がって頭の毛をぼわっとふくらまして「なでて~ん」とアピール。「今忙しいからちょっと待ってて」と一時間放置してしまった時もず~っと転がっていました・・・。

ブログの朱鷺色の天使はレイのことです。リビングで皆が通るところにケージがあるので、皆が通りすがりになでなで、声掛け、一緒にテレビを見て笑う・・・落ち込んだ気分で帰宅しても、レイを撫でれば心がほわっとします。レイの脂粉は癒し効果抜群です。ギスギスしそうな時も家族の潤滑油になってくれます。

レイ君、いつもありがとう。これからもよろしくね。

偽りの花園

2011-10-07 01:23:30 | 日記
私は以前ペットショップで働いていました。犬猫とおまけに小動物の小さなお店でした。

犬猫は動物病院に連れて行ってくれるんですが、小動物は連れて行ってくれないんです。商売ですから安い小動物にかけるお金はないということですね。でも、病気はそんな事情おかまいなしに襲い掛かってきます。・・・放置なんてできませんでした。

私は全責任を取ることを条件に、自分のかかりつけに連れて行く事を許されました。もちろん自腹です。お金なんてどうでもよかったです。その子が元気になって新しい飼い主に買われて行くことが心底嬉しかった。周りの友達に譲って元気にしている姿を見るのがただただ嬉しかった。治療のかいなく亡くなるのが辛くてたまらなかった。ともかく全力で毎日を過ごしていました。具合の悪い子は家に連れ帰り寝ないで看病。今思うと、どこからあんなパワーが出たのか不思議です。若かったのもあるでしょうが、毎日が刺激的で充実していました。

自腹とはいえ、こちらがあれこれすることを許してくれたペットショップは心が広いといえます。普通は見殺しを強制されます。そして亡くなると・・・ゴミ箱行きです。それは許せなかった・・・私は死体をひきとり自宅の庭に埋葬し、花を植えました。花は沢山咲きました。一見美しい庭。でも本当は死体だらけ。私はそれを偽りの花園と呼んでいました。力及ばず死なせてしまったことを花でごまかしている・・・

今は違う仕事をしていますが、可哀想な子を見ると、どうしても放っておけないんですね。でもそれは私のエゴなのかもしれない。でも目の前の子は死んでしまうかもしれない。・・・もうエゴでもなんでもいい。この子が助かればいい。元気になったら新しい飼い主さんを一緒に見つけよう。家の子と相性がよければ一生面倒見るからね。さあお家へ一緒に帰ろうね。こんな感じです。
もちろんペットショップに改善の余地があれば真剣に抗議します。そのうちお店の人と仲良くなって情報交換したり。お店の人だって好きで仕事をしているんだから気持ちは通じ合えます。やはり皆さんたくさん飼っていらっしゃるようです。

いつか働く方も買う方もきもちよく通えるペットショップができるといいですね。