今日の寝顔~いつまでも一緒に

わんひとり(推定年齢16歳)、にゃんふたり(推定年齢6歳と4歳)との暮らし、わんの介護日記を中心につづります。

やさしさが辛い

2021-05-05 13:08:34 | 介護日記
ご訪問頂きありがとうございます。

連休最後の日、子供の日はあいにくの雨となりました。

今朝は、5時過ぎには、楽ちゃん起床!早いです・・(;^_^A
ですので、雨が降り出す前に散歩に行けました。
今日はおそらく1回しか散歩はできないでしょう。

熟睡スタイル (;''∀'')

帰宅後、ご飯を完食し、興奮状態に入りましたので、安定剤を4分の1錠飲ませ、沈静して、それから、また1時間ほどして、カリカリを食べるという・・結構な食欲ぶりです。ですので、汚い話ではありますが、食べると出るも多いようで、この頃は1日2回の排便です。おかげで下痢はありません。
恐るべしヤクルトか・・・(;''∀'')と我が家では、ヤクルトサマサマです。ほんとにヤクルトだろうか?でも、ほかには変わったことはしていないし・・
でも、いいんですよ。おなかが落ち着けば、それでいいのです。

あまりバリエーションはありませんが、メインは変えずに、色々と工夫してみました。
牛肉、豚肉、キャベツ、エリンギ、赤米少々・・これは食べてくれました。

牛肉・豚肉、キャベツ、マイタケ、鮭のオリーブオイル焼き、それにゆで卵の黄身。完食!

牛肉・豚肉・鶏肉、キャベツ、たまご、それにスナップエンドウ
緑は彩りよく・・でも、お好きではなかったみたい(^-^;

試行錯誤は続きます

老犬介護していると、夜鳴きや昼鳴きが近所迷惑でとても気を遣うご家族も多いのではないでしょうか。
無駄吠えではなく、これは、老齢化の症状ですが、やはり騒音になることは否めません。
うちは、プチ田舎ですので、隣家がさほど密接していませんが、なんせ、楽ちゃんは、用を足すときに大騒ぎします。おしっこであっても・・時には10分ぐらいわめき、出すものを出して、はぁ!と大きなため息をついて終わります。(~_~;) その間、うるさいのはうるさい。苦情言われても仕方ない。夜間は気を使います。ただ、夜間はあっさり用足しをしてくれるので、さほど大騒ぎになりません。 夜鳴きはなくなりましたが、昼鳴きはよくあります。暑かったりすると騒ぐし、便秘気味だと熟睡できないし。用も足して、おなかもいっぱいで・・であると、結構熟睡してくれますが、夕方は騒ぎ始めます。
安定剤なしでご飯を食べてくれますが、その後に興奮状態になるので、やはり飲ませることは仕方ないかなと思っています。たった4分の1錠飲ませるだけで、結構、沈静して、昼寝から起きても、少しあやすとまた寝てくれる。赤ちゃんみたいですね。機嫌がいいと熟睡してくれる。
起きて、わぁわぁいうと、お水を上げたり、おやつで、静まります。
ただ、まったく騒がないことはないので、近所に聞こえるには聞こえます。
犬が嫌いな人は不快に思うことでしょう。 うちは、まだ、苦情は言われたことはありません。両隣(1件は空き地をはさんで離れれています)には、顔を合わせると、
「いつもご迷惑かけてすみません」とお詫びしていますが、気にしないでいいよ!といつも言われます。
お隣さんの1軒(空き地をはさんで離れているほう)は、とても親切な奥さんでボランティアなどもされているのですが、先日、こう尋ねられました。
「楽ちゃんは大丈夫なの?いつも苦しそうな声を出しているけど」
と。
排泄の際、ふんばることがあまりできなくなったので、それでイラついているようですとお話しておきました。
「おなかをさすってあげたりするの?」
といわれました。奥さんは介護の仕事をしているので、そのような話題が出たのだと思います。
「はい、してます」
「そうよねぇ・・とっくにしてるよね」
というような会話があり・・
「声は聞こえますか?」
「うん、聞こえる。奥さんは(私のこと)寝る暇あるのかなと話しているんよ」
といわれて、楽ちゃんの鳴き声は、お隣さんの眠りを妨げているのだろうかと気になりました。
「ご迷惑かけてすみません」
「気にしなくていいよ、迷惑というより、共感できるから」
高齢者のお世話をしているからでしょう。
家に帰ってから、母に話すと、
「人の考えていることは見えないから、あまり悪いほうにとらないほうがいい」と言っていました。
確かにそうなんですよね。お隣の奥さんのような親切な方のことだから、迷惑で怒っているというより、気の毒だね・・という同情に近いのだと思います。

ただ、その優しさが辛いのですよ・・親切心と同情心、でも、もしかしたら、迷惑に思われているかも。と、介護をしていると、普段あまり気にならないことが気になり、人の言葉に敏感になるんです。小さなことでも傷つくし、むかついてしまう。その反動で、今まではしないこと、特に、スナック菓子をやたらと食べ続けるなどしてしまう。ような反動が起きます。
歩行器を押していても、にこにこ笑って会釈をして行き過ぎる方が最もありがたいのです。
興味本位だけで、どうして、歩行器に乗っているのか?とか、年はいくつか?とか、同情心などまるでないくせに、無関心に言葉が口からでる。
そういう時は、母いわく、無視しときぃ!です(笑
人間に置き換えると、子供さんが、車いすで散歩していたら、あなたは、どうして車いすになったかを親御さんに尋ねますか?ということなんですよね。
神経質、気にしすぎかもしれませんが、やっぱり、むかつくんですよ。

本当は、最もありがたいのは、見て見ぬふりをしてくれること。
もちろん、がんばってるね、とか、ワンちゃんもここまでしてもらえて幸せだね、とか、大切にされてる子だね、とか言ってもらえると嬉しい。
ある高齢のご婦人は、この子ががんばるから、心の支えになってくれるともいっていただくと、こちらもその言葉が支えになります。
人の苦しみに触れずに、優しい言葉をかけること。結構難しいのですよね。

そうそう、この犬はいくつですか?と尋ねられて、私はこう聞き返しています。こんなこと聞くのは、高齢者がほとんどですから。
「お宅はおいくつですか?」
これで黙ります。いくつか?ほっとけ!おっさん!と心の声が言ってます(爆笑)
助けることができないなら、人の事情に立ち入るな、が私の主義です。
私は、老犬が散歩しているところに出会うと、いつも、こういいづけてきました。
「今日も元気で頑張ってね」それ以上のことは、何もいうこともなく、お母さんに尋ねることはありません。
でも、結構、世間の人は、傷つくことを平気で言うんですよ。相手が犬だと。
この子たちは犬の姿をしているけど、人間と変わらない大切な家族だよ。
そう言っても、通じない時も多いのが辛いですね。

楽ちゃんを散歩しているときに、あるシニアのご夫婦の家を通りかかると、奥さんが庭仕事をしていました。
「**さんは優しいねぇ」
「いえいえ、家族ですから、親の務めです」
「そうなんですか」
このご婦人も・・・犬を飼っているんですけどねぇ・・(^-^;

にゃんこたちも、もちろん、大切な我が子たち。


とりとめのない話題になってすみません。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

明日も世界中のおじいちゃん・おばあちゃんわんにゃんとご家族が元気で過ごせますように。