今日もご訪問どうもありがとうございます。
本当に寒くなりました。風が冷たく強い。やっぱり、辛い冬はやってきました。容赦なく。
獣医さんが、認知症には冬はつらい季節だといわれました。不安になったり、体も冷えるし、十分に注意が必要だということで、気を抜かず介護していかなければと思います。
さて、まず、漢方の効果について。2種類試しています、宇津救命丸、抑肝散加陳皮半夏、2週間ほどたちましたが、効果が劇的には現われていません。ただ、なんとなく少し改善したのか?それとも、体力が落ちて大騒ぎする力がないのか、それにセルシン錠も併用しているので、その効き目もあるのか?
ですが、セルシン錠の効き目は、最初の3日間は、6時から9時に(夜間)投与して、翌朝6-7時まで、ほとんど寝ていました。その後は、夜中に目覚めたり(外的要因のため、例えば投与後の散歩など)していましたので、こりゃ、すでに効果が減ったか?とがっかりしていましたが、昨夜は23時に与えて、24時にはすでに眠りに入り、今朝の6時までほぼ熟睡。途中で5時半におしっこ。その後、6時以降から徐々にぐずりだし、7時には完全にWAKE UPでした。ただ、熟睡してくれるので、こちらも熟睡できます。ありがたいことです。これだけ効果があれば大変ありがたい。
で、昼はというと、以前より激しい昼鳴きはしません。ここ3日ほど。それは、寒くなり体力が落ちたのか、もしくは、漢方の効き目が徐々に出てきたのか? ぐずっても、30分もしないうちに、またお昼寝に入ります。それと、ぐずりが激しくないので、前ほど頻繁に散歩にでて、沈静する必要がなく、寒い季節には体に負担もかかりません。
セルシン錠の副作用ですが、食欲はあまり落ちません。ただ、ちょっと便秘気味のような気がしますので、整腸剤の併用は欠かせません。下痢は2回ほどで止まりましたが、今度は便秘。どうも薬はうまくいきません。
そのような感じです。
漢方は続けます。特に、宇津救命丸は、毎朝、サンドやチーズ、鶏肉に入れ込んで10粒ほど飲ませます。沈静には少しは役立っているのかもしれません。抑肝散加陳皮半夏はぬるま湯に溶かして、シリンジで‥は大変嫌がります。次回から丸薬を買うか、もしくは、黄連解毒湯も、人間では認知症に効き目があるということなので、そちらを試すか・・ひと箱終わって考えようと思っています。
そして、週末の大事件。
なんと、楽ちゃん号が!
これ!
前輪が1つ取れた!!! ねじを3個もいれて固定していたのに、いつの間にか、ねじがはずれていたのです。3個とも!至急、製作者に連絡したのですが、留守でしたので、ひとまず、応急処置。
ガムテでぐるぐる、紐でぐるぐる!(;^_^A
酷使しすぎただろうか・・・(-_-;) この歩行器がないと、楽ちゃんは全く散歩に行けません。とりあえず、これで様子見です。
お母さん、修理頼むよ!と我が子の寝顔。
SIPPOというサイトをご存じでしょうか?
保護団体のサイトですが、保護された子たちの様々なストリーや獣医さんの無料アドバイスも受けられるコーナーがあります。
sippo(シッポ)|犬・猫との幸せな暮らしのためのペット情報サイト (asahi.com)
その中で、50代の一人暮らしの女性が、老犬を譲渡してもらい、その子の生活について書かれていました。認知症の介護をされています。その記事の中で、認知症になる前、足腰が弱り、サポートハーネスから車いすになったころのこと、世間の反応を書かれていました。
先日も、えみさんが、世間の反応について触れていただいていましたが、まさに同じことでした。
楽ちゃんの場合、ハーネスのころは、よたよたでしたので、
かわいそうに、この子でいくつですか?とか、それを聞いてどうすんねん、おじいさん、あんたはいくつ!と聞き返したくなり、むっとして答えませんでした。
歩行器になると、断然、がんばれ!が多くなりました。
そして、自分も我慢しないようにしました。そこまでして歩かせないといけないのか?と車生活ばっかりしているおばちゃんが尋ねた時、私は言いました。
これが人間の子供なら、同じことを言いますか?リハビリしている子に対して、ここまでして歩かなくても、といいますか?と。おばちゃんは黙りました。一度も動物と暮らしたことのない人に言ってもわかってもらえないかもしれませんが、単に興味だけで、これでいくつですか?とか聞く人には、あなたはいくつですか?と質問します。もう我慢しないで、言いたいことを言ってやる!嫌われてもええねん!と決意を固めました(おおげさですが)そして強くならなければ!と
記事の内容に戻ります。そんな介護生活を1年以上も夜鳴きで生活も大変になったこと、初めて我が犬をかわいくない、捨てたい!と精神的に追い込まれたこと。その後は、夜鳴きがなくなり、静かな生活を送っていることなど。夜鳴きがなくなったのはなぜか?どんな介護や対応をされてきたのか、ぜひとも教えていただきたいと思いました。
夜鳴きは、そもそも、なくなるものか?そうなれば、その子は体力が弱り、余命が短いのか?それとも、落ち着くことができるのか。
それが一番知りたいことです。
夜鳴きをしても、食欲がある子は長生きをすると書かれていたサイトもありました。正直、ここ数か月は限界という日が毎日でした。明日のこともわからず、明日のことを考えたくない。夜が来るのが怖い。それは今日もだし、明日もです。
ただ、そばにいてほしいという気持ちは日々強くなります。 少しでも、この子のためにできること、体の負担を軽減してあげること。そればかりを考えます。
昨夜、少しぐずった時に、耳元で、楽ちゃん!と何度も何度も優しく呼びかけ、こっちにおいで!とささやきました。すると、不思議なことに、ものの5分もしないうちに、寝てしまいました。もし、怖い夢を見ていたなら、それから解放されたのかもしれないと勝手に思いました。
介護生活を初めて経験して、日々思うことは、小さなことに喜びを見出すことでやっていけること。今日もおいしいものを食べさせてあげたいと考えること。少しでも熟睡してくれたらほっとすること。ほんとにささやかなことに喜びを見出して、心をつないでいます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日も世界中のおじいちゃん・おばあちゃんわんにゃんとご家族が元気で過ごせますように。