今日の寝顔~いつまでも一緒に

わんひとり(推定年齢16歳)、にゃんふたり(推定年齢6歳と4歳)との暮らし、わんの介護日記を中心につづります。

80歳と88歳

2021-07-07 13:56:39 | 介護日記
今日もご訪問どうもありがとうございます。

かりんが、よく付き添ってくれます。
おばあちゃんのお腹が・・・・(^-^; 気にしないでくださいね!

介護猫・かりんは、今日も頑張ります!

自分から食べる意欲が鈍ってから、すでに1か月経ちました。
口にもっていくと、食べてくれるものと拒否するものがありますが、鶏肉などを軟らかく煮たものは、どうやら、食べてあげるわ!という感じで。面白いことに一緒に柔らかく煮たキャベツは結構好きみたいです。
それに、鰹だしをベースに鶏肉を煮込んだ時のスープに卵の黄身を溶かして、山芋をすったものを混ぜて、葛でとろみをつける。が定番です。
食べたくないというよりも、自分で食べるのがしんどいように思います。

わんこの1か月は人間の4か月。そう考えると、例えば、人間でいうと、おばあちゃん、半年前まではよく食べてくれたのに、どうしたんだろう。というような・・人間の半年、犬の1か月。同じぐらい長いのでしょうね。
今年の2月も半月ほど、食べない時期があり、その時の日記を見ると、流動食を30mlぐらいずつ、何度も何度も飲ませたりして命をつなぎました。もしかして、もうその時ダメだったかもしれないけど、どうにか復活してくれて、3月になると、ドカ食い。5月末まで3か月、とてもよく食べてくれましたが、突然、食欲が減退しました。老化もあり、この気候のせいもあるでしょう。
今は、いやいやながらも、まあ、食べてくれて、嘔吐もなく下痢もなく、体重は減りましたが、以前ほど落ち込みもなくで、どうやら生きてます (^-^;
というべきでしょうか。
前回と違うのは、この1か月で、天候以外で散歩を休んだのは、1日だけ。ということは、2月は散歩に行く元気のない日も多かったのですが、今回は、それほど元気を失っていないこともあります。
かりんも、いつも寄り添っていますし・・

楽ちゃんの生命力を信じて介護している日々です。
熟睡してくれるし、夜鳴きや昼鳴きもなく、鳴くときは、理由がある、排泄、お水、自分から食べないのに、空腹。食べさせると静かに寝ます。
もっと、あの子が喜んでくれるもの、美味しいと思ってくれるものを作りたいのですが、何がいいのだろう? 今、盛んに宣伝している馬肉?悩むところです。

先日、お散歩をしていると、ご近所で一人暮らしのおじいちゃんの家の前で、おしっこ!しちゃいました。
家のフェンス越しに、おじいちゃんが、
「足、動かしてないでぇ」というから、
「いや、今、おしっこしているから」
あちゃぁ、気を悪くしてるよなあ・・家の前でおしっこしたら・・
と、思いきや、全然そうではなく、
「この子いくつや?」と。
「正確な年齢は知らんけど、16歳は超えてる」
「そしたら、かなりの年やなあ」
というので、
「ところで、○○さんは、いくつになられました?」
と尋ねると、
「88歳!」
「お元気ですねぇ!すごいです!」
元気です、この爺さん、いや、おじいちゃん(^-^;
奥さんをがんで亡くされて、10年ほどたったのではないかと思いますが、亡くなった後も、落ち込んで引きこもりになることなど全くなく、日々のルーティンは変わらず。自転車で朝は海に行く。昼間は平気で隣町のスーパーまで行く。その体力たるもの、私でも負けます。
88歳かぁ・・楽ちゃんは、推定16歳ですので、人間でいうところの80歳ぐらいでしょうか。
人間でいう、88歳まであと2年か・・ちょっと難しいなあ・・
でもまあ、もっと年齢が行っていて、もしかしたら、人間でいうところの90歳ぐらいかもしれんし。なんて思いながら、楽ちゃんも、○○さんのおじいちゃんに見習って、がんばろうな!と声をかけながら家路につきました。

獣医さんいわく、16歳は、全然長生きですよ、すでに。
と慰めというか、そういわれます。
だから、もう十分生きているから、老化を受け入れましょうということかもしれませんし、もう十分生きているから、これ以上の治療はやめましょうということでもありますが・・・おそらく、老犬介護をしているご家族は、獣医さんのそんな言葉に、そうだよなぁ・・がんばって長生きしてくれているよなあ・・と納得しながらも、じゃあ、もういいってこと?とは思わない。
そんなものです。
人間だと、おばあちゃん、もう90歳だから、十分生きたよ。とは言わない。
もっと長生きしてねという。
それとおんなじですね。来年の桜もみたい、それが本当の願いです。
家族の要求はどんどん延長されます。

○○さんのおじいちゃん、楽ちゃんも負けないようにがんばるからね!
おじいちゃんは、楽ちゃんが若いころから、海辺を走り回っているのを知っています。いつもニコニコ見てくれていました。
そのころは、楽ちゃんもにこにこしておじいちゃんを見ていました。
もう反応はしないけれど。

これからも、おじいちゃんも楽ちゃんも元気でがんばろうね。
「○○さんも、ますますお元気で!」と、家の前でおしっこしちゃってごめんね(^-^;と心の中で呟きました。
旅路の終着点は、まだまだ遠いのです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました

明日も、みなさんがお元気で過ごせますように。





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