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太田道灌のお話

2023-09-03 20:58:34 | 吟詠

今日は詩吟「道灌蓑を借りるの図に題す」作者不詳の詩文を読んでいろいろと太田道灌について調べましたわ~

 

 

詩文:「孤鞍(こあん)雨(あめ)を衝(つ)いて茅茨(ぼうし)を叩(たた)く
少女(しょうじょ)爲(ため)に遺(おく)る花一枝(はないっし)
少女(しょうじょ)は言(い)わず花(はな)語(かた)らず
英雄(えいゆう)の心緒(しんしょ)亂(みだ)れて絲(いと)の如(ごと)し」

この意味は道灌が狩りに出かけた際、雨☔に遭遇し近くの農家に行き、蓑を借りたいと申しでたが、その家の女の子は一枝の山吹の花をさしだされた道灌はその意味も分からず、怒ってその場を立ち去った。城へ戻り古老にその話をした。古老は「山吹の花は実もならないのです。よって蓑もないという意味だと説明したそうです。

以降、太田道灌は和歌を詠むことに精通したそうです。

江戸城築城の巨匠もこんな出来事もありなんですね。

太田道灌は関東一円に活動拠点があり、現在も銅像が12体もあるようです。また、道灌に関する寺院も多くあるようです。

私は鎌倉のハイキングコースにも石碑を見つけた記憶があります。

そんな歴史を学び、ますます興味が膨らんできました。

コメント
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