今日は詩吟関連の資料を整理していたら、今年の初吟会で顧問の先生が吟じた「氷雪の門」に目が留まりましたわ~
氷雪の門「戦い敗れて残りし山川 氷雪砕けてまた来る春にもからふとに 露と消えたる乙女らの御霊安かれとただ祈りぬる 再び帰らぬ九人の乙女の御霊に 捧げん北国の春」
星野哲郎作 和歌は香淳皇后
顧問の先生がこの意味を参加者に配りました。
「78年前、太平洋戦争が8月15日の玉音放送で戦火は消えなかった。ソ連軍が押し寄せてくる南樺太の真岡郵便局電話交換手9人の乙女が「これが樺太からの最後の通知です。」と日本に送ったのちに「生きて捕虜の辱めうけず」の下、「私達は乙女のまま清く死にます」と青酸カリで命を絶ったのです。
先人の多大な犠牲の下にに、今の平和な日本があることに深く思いをいたし、願わくば今年こそ世界から戦争が終結するように願いたいものです」と記してありました。
この顧問は幼少のころに日本の戦争を経験されていたようです。
私はこの内容を読み、顧問の悲しい体験もおそらく有ったんでしょうね。凄い顧問です。
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