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秋の京都といえば紅葉。
私も例外にもれず、とある寺院へ。
立派な紅葉です。(写真上)
裏へ回ると、これまた立派な石庭。
ふと思いました、モノクロで撮ろう・・・、と。
侘寂(わびさび)である。
調べてみると、侘とは「立派な状態に対する劣った状態」転じては「粗末な様子」「簡素な様子」とある。
寂とは「時間の経過によって劣化した様子」を意味しているそう。
どちらも本来はよい概念ではないものを、美意識の中に取り組んでいく。
色のないモノクロは見る者に想像の余地を残すと何かの本に書いてありました。
侘寂、奥の深い言葉です。 W