先日の院長のラジオ出演でのお話が勉強になりましたので、自分なりにまとめてみました
「住み慣れた地域で最後まで自分らしい暮らしを続けるためにはどうすればいいかを考えよう」をトークテーマにして、訪問歯科診療を行っている医院として院長が話をされました
訪問診療というと虫歯の治療や入れ歯の不具合の調整などのイメージが強いが、最近では、お口の清掃が上手にできなくなった方の口腔ケアや、食事に問題のある方のお口のリハビリで往診に行くことが多くなっています
舌の動きや口全体の機能が悪くなると、お口の中が汚れて虫歯や歯周病が進行したり、口内炎やカビが生えたりします
口の中の細菌が増えると、誤嚥性肺炎も起こしやすくなります
最後までおいしく食事をしていただくためには、清潔なお口を保つための口腔ケアがとても大事なのです
また、高齢になっても味覚は重要な感覚で最後まで残ります
昔食べたものを覚えていたり、思い出のある食事によって大事な瞬間を思い出すこともあります
食事はその人の生きてきた文化だといえるので、どこでだれとどんな環境で食べるかということも大きく影響されます
院長がお昼ごはんはスタッフみんなで食べるようにと言われる理由がわかった気がしました
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