歯を見ればその動物が何を食べて生きていたか分かります。
肉食動物は肉を食べるための、草食動物は草を食べるための、雑食動物はその混合型の歯の構成をしています。
(草食動物の一部には部分的に歯が退化しているものもいますが)
ちなみに顎の関節の動き方も食物によって異なっています。
それはそうと皆さん、ダイナソーは好きですか?
そう、恐竜!
東京国立博物館において、2019/10/14(Mon)まで【恐竜博2019 The Dinosaur Expo 2019】開催されております。
↓公式HP
https://dino2019.jp/index.html
今回の目玉は北海道むかわ町で発見された「むかわ竜」です。
全身の8割以上がそろった全身化石の発見は、大型恐竜としては国内初だそうです。
諸々の過程を経てこの度学名が「カムイサウルス・ジャポニクス」に決定しました。
これからもまた研究が進んでいくのを楽しみにしています。
恐竜では殆どの場合軟組織の痕跡は発見されないので、周辺の環境や骨などの硬組織からその生態を探ることになります。
なかでも肉食恐竜の大きく鋭い牙は魅力が高い部位でしょう。
(現代に生きているサメの歯もアクセサリーなどで人気ですよね、、、)
自然界では虫歯も歯周病も死に結びつく恐ろしい病です。
権威ある学術専門誌ネイチャーでも恐竜が虫歯り罹患していたという論文が掲載されています。
恐竜は歯磨きは出来ませんが、
我々人類にはセルフケアをする知恵と歯科医院でのプロフェッショナルケアという自衛手段があります。
恐竜に興味がある方もない方も、
時代が時代なら化石になっていたかもしれない硬組織(歯)を大事にしたいものですね!
それと合わせてお知らせしたいのがNHKラジオ「子ども科学電話相談」です。
毎週日曜日の午前10時05分から、2時間放送されています。
「天文・宇宙」「昆虫」「植物」「鳥」「動物」「科学」「水中の生物」「恐竜」「心と体」「ロボット・AI」「運動」「プログラミング」「天気・気象」
といった様々なジャンルから週替りで専門家がキッズ達の質問に答えてくれます。
予想の斜め上を行くちびっこの着眼点、発想はもちろんのこと、
バード川上先生やダイナソー小林先生など第一線で活躍されている個性豊かな回答者陣も魅力の一つ。
夏休みなどの長期休暇中は「夏休み子供電話科学相談」や「冬休み子供電話科学相談」と特別番組構成になります。
そんな子ども科学電話相談ですが、人気質問ジャンルの一つは恐竜!
もはやこうべを垂れて教えを請いたくなるレベルのちびっこ達(恐竜ガチ勢とも呼ばれる)からのハイレベルな質問に大人もタジタジで、
恐竜の質問時には「(ガチ勢が)来るか?来るのか?」となんだか聞いている方もドキドキします。
その他にも最早「そういう世の中の決まりなの!」と答えるしかない純粋すぎて攻撃力の高い質問から、
数々の珍質問、回答有識者から飛び出す名言など一部マニア垂涎のコンテンツとなっております。
ラジオ環境が無くても無料アプリNHK「らじる★らじる」で放送終了後も聞くことが出来ますぞ!
通勤や空き時間のカタルシスにどうでしょうか。
それではまた。
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