太陽光発電を設置してECOになったのか
西野 信男
ECOをうたい文句に太陽光発電の設置勧誘を受け設置いたしました。10年内で(保障期間内)工事費がペイでき、それ以降太陽光発電料金は自分のもの、また設置した人の大変良いとの言葉にのり2011年2月に設置しました。今年で4.6年になる、この機会をとらえ検証をしてみました。
以下に設置費用、補助金等の支出と収入を差引いた金額を列記いたしました。
支 出 収 入
設置費用 2,940,000円 補助金 339,500円
保障期間延長(5年) 45,600円 _
合 計 2,985,600円 339,500円
1.設置費用合計 2,646,100円(支出―収入)
2011年2月~2015年8月間(4,6年)の支払いと太陽光発電収入
電力会社への支払い 621,891円 太陽光の収入 700、360円
(その年の天候に左右される)
支払いと収入差+78,469円(今回はあまり関係ない)
2、1年間の平均太陽光発電収入 700,360円/4.6年=152,252円/年
3、工事費のどの程度ペイできるかおおまかな検証をしました。
工事費 2,646,100円の内
①10年(保障期間内) 1,522,520円(2項×10年)の返済
②15年(追加保障期間内)、 2,283,780円(2項×15年)の返済
③ペイ完了時期 17.4年必要(1項割る2項)
となりました。
あまりにも差がありすぎると思いませんか。
原因は何か思うことを考えてみました。
<西野邸 上から望む>
ア) 屋根の形状が複雑で屋根取付け台が4面である。
1面であれば他関連工事が1回ですむが、その4倍かかる。
イ) 見積もり書作成時、工事業者がア)項の話をしなかった。
ウ) 工事業者に負かせてしまい、私自身の勉強がなされなかった。
エ) うたい文句(10年でもとはとれる。)、人の話を鵜呑みせず業者と相談
すべきである。(分からない事が多く て問題点が分からない)
4、私どもの太陽光の設置はECOどころではない、少なくとも18年は使用したいも
のです。設置に当たって最も適した設置方法を選ばないといけない。