電友会会員の楠本岩夫さん(鴨島地区)より第88回四国菊花品評会(吉野川市)の出展状況ならびに結果報告の情報が届きましたので紹介します。
去る、11月5日の第88回四国菊花審査会において、1名の会員が見事に入賞されました。
今年は新型コロナ感染に伴い、菊人形展は室内(展示小屋)は3密を考慮し中止となりましたが、菊花品評会はコロナ感染拡大に配慮しながら開催されました。
学校が一斉休校等なり、例年市内の小学校で小菊の栽培をし出展されていましたが、授業時間の係りから今年は出展がなく、イベント広場を華やかに飾るプランター栽培、7号鉢栽培を鴨島菊友会の役員で実施をしました。
電友会会員の2名の出展と入賞の状況ついては表のとおりです。
三好さんは、①立菊(12鉢花壇):優等 ③競技花:優等の2部門での栄冠です。
楠本さんは、フル出展をしましたが、残念ながら入賞できませんでした。
なお、表彰式は11月25日に吉野川市役所であるとの事です。
受賞者の方の感想等をお聞きしました。
◆三好美智恵さん(鴨島菊友会副会長)
NTTを退職後から約菊作りに携わっており、現在は鴨島菊友会の副会長を、会長は名誉職で 商工会議所の会頭が務めている。(実質の責任者)
過去の受賞では、四国菊花展で最高の名誉賞(農林水産大臣賞をH19年とH20年の2年連続受賞の離れ技を成し遂げる等、鴨島の菊作りの第一人者でもあります。
今年は猛暑で、菊の生育が遅れる等例年以上に水やり、肥料等に気を使ったとか、立菊は、150鉢余り栽培(通常人の2倍の数)だそうです。
優勝は逃しましたが、2部門での入賞できた事は必ず来年の上位入賞に繋がる事を信じて、早速来月から翌年の菊作りに一番大切な腐葉土作りの為に、くぬぎの木の落葉集めから再スタートです。
鴨島菊友会では、会員を募集中です。鴨島近隣の方で興味をお持ちの方は是非ご連絡をお待ちしています。
当会でもご案内のとおり高齢化も進んでおりますのでヤングOBの方は大歓迎です。
菊の街鴨島の菊作りの技術の継承と会員の拡大等に勤めていきたいので、花作り、菊作りに興味もある方の会員への入会を心よりお待ちしています。
なお、今年は吉野川高校(農業科学科:女生徒が9割)の生徒さんが、菊作りに挑戦して頂き、立菊12鉢花壇で菊花品評会で見事鴨島菊友会会長賞を受賞しました。
◆参考:楠本 岩夫さんの出展作品の一部(残念ながら入賞を逃す!)
◆懸崖(5鉢花壇)今回初出展作品です
三好さん、楠本さん、お疲れさまでした。これからもずっと菊花を丹精、愛好されてご活躍されることを願っております。
ありがとうございました。