藍住町出身の俳人橋本夢道の命日「夢道弔」(10月9日)にちなんだ第17回夢道弔俳句大会が、開かれ原田厚子さんが優秀賞に輝きました。
原田厚子さん(吉野川市)
受賞句
甘柿の樹齢八十勢ひなほ
コメント
「家の庭にある大きくてとても甘い柿の木を詠んでみました。この柿は、主人が生まれたころ義母が植えた思い出の柿の木です」
原田さんは、数々の賞を受賞しています。受賞おめでとうございいます。益々の活躍を期待しています。
「原田さん、気軽の対応していただきありがとうございます」
※橋本夢道
はしもと-むどう
1903-1974 昭和時代の俳人。
明治36年4月11日生まれ。「層雲」の荻原井泉水(おぎわら-せいせんすい)に師事。昭和5年栗林一石路(いっせきろ)らとプロレタリア俳句運動をおこし,「旗」を創刊。16年新興俳句事件で投獄される。戦後は新俳句人連盟の結成にくわわった。昭和49年10月9日死去。71歳。徳島県出身。本名は淳一。句集に「無礼なる妻」「無類の妻」など
橋本夢道「母の渦子の渦鳴門故郷の渦」句碑
(徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦福池)
徳島新聞文化面の掲載されている徳島歌壇で高木英昭さんが受賞しました。
高木 凡人さん(阿南市)
受賞歌
朝刊の配達終へし販売所カブのミラーの正しく揃ふ
<評 端正な短歌らしい短歌、何気ない風景の何気ない発見をきちんと作品化している。
コメント
「短歌をはじめて2、3年になります。散歩をしながら材料を探し詠んでみました。これからも、身近な生活のなかで歌を詠んでいきます」
高木さん受賞おめでとうございます。俳句では、毎月のように新聞に掲載されていますが、今回は短歌での受賞です。これからも身近な生活のなかで素晴らしい歌を詠まれることを期待しています。
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