情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

某ブログのこの情報は本当ですか?【追記あり】

2009-11-11 23:59:20 | メディア(知るための手段のあり方)


 事実か否か不明なため、下記にて一部のみを紹介しますが、これって本当ですか?本当だとしたら報道しないのはよほど後ろめたいからですか?それとも…。


【追記】否定する情報が入ってきました。しかし、この警告的情報が流されても仕方がないほどのプライバシー侵害的な報道がなされたのも事実です【追記終了】


 英国女性殺害事件でも両親が取材されていたが、そんな取材をする必要なし!

 事実だとしたら、こういう犠牲者を二度と出さないように反省するべきだ。そのしつこさは、別のところへ向けるべきでしょう。八ッ場ダムの関連企業に天下った官僚全員のリストを明らかにするとか…。

冒頭のイスラエルの占領地ヨルダン川西岸中部の村ニリンで、イスラエルが建設した「分離壁」の一部をパレスチナ人の若者らが破ったシーンを撮影したカメラマンのような仕事をしたいと思わないのか?…ちょっと腹立ってます。 

■■引用開始■■

女性の結婚詐欺が、日本中を騒がせている。周囲では男性が不審死している。ワイドショーの格好の材料である。

彼女の出身はわしの住む町であり、同じ町内である。マスコミが引きも切らずにくる。

かわいそうなのは家族である。マスコミは、成人した女の犯罪とは直接関係はない家族を追い回すのである。この詐欺女の母は、母の介護に懸命であった。

そこにこの事件である。記者は面白おかしく書き立てる。母としての責任を問い詰め、精神的に追い込むのである。●でも●でも毅然と振舞っていた彼女であったが、母を残して数日前に自らの命を絶った。

彼女を死に追いやったのは、腐肉を食らうハイエナのような週刊誌の記者である。人の心にずけずけ入り込む、善人面した新聞記者である。健気に数多くの苦労を潜り抜け生き抜いてきた彼女の死に、やり場のない怒りを感じているのは事情を知る周辺の者だけである。


■■引用終了■■

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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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篠山紀信氏に対する強制捜査は、明らかに行き過ぎ~法益は侵害されていない

2009-11-11 20:54:21 | メディア(知るための手段のあり方)
 日刊スポーツによると、【警視庁保安課は10日、今年発売された写真家篠山紀信さん(68)のヌード写真集「20XX TOKYO」の撮影をめぐり、公然わいせつの疑いで、東京都港区にある篠山さんの事務所や自宅、モデル(21)の所属事務所を家宅捜索した。家宅捜索の容疑は昨年8月中旬から下旬にかけ、写真集の撮影のため、都内の屋外で誰でも見ることができる状態でモデルの女優の裸を撮影した疑い。同課が写真集を見て撮影方法に問題があると判断した。局部は写っておらず、写真集自体のわいせつ性は問わないとしている。同課は今後、篠山さんらに事情を聴く方針】だという( http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20091110-564709.html )。

 警察がこういう無駄遣いをしたときにきちんと批判をしておかないと、こういうことで評価されるとか、こういうことで警察の権力を顕示できるとか、勘違いするんでないかい。

 そもそも、この事件、【写真集は同課が特定しただけでも、お台場周辺や港区赤坂など都内の十数カ所で撮影され、夜間が中心だった。JRとみられる線路上や墓地などでの撮影もあったという】(日刊スポーツ)っていうくらいだから、現場の撮影状況についてわいせつな状態があることで具体的に風紀を乱したり、他人の感情を害したのではなく、写真の撮影状態から問題にしたのだと思われる。

 だいたい、写真の撮影方法なんかは客観的には分からないのだから、直前までガウンをまとっていて一瞬、脱いだのかもしれない。そんな場合に法益が侵害されたといえるだろうか。

 まぁ、ここまでのことをした以上は、当時の撮影方法なんかも関係者から厳しく追及して、一瞬ではなく、ず~と裸でいたなどということを言わせるのだろう。おっとろしいね。もう、何人かからは事情聴取済みかもしれない。

 スマップの草剛くんが逮捕されたときもそうだったが、裸でいるところを人がたくさん見ているわけではないような時、場所での行為について警察がいちいち口を出す必要なんかない。

 こんなことに捜査費を使うくらいなら、真面目に覚せい剤を取り締まるべきではないか。覚せい剤の流通をここまで許しているのは、警察の怠慢としか思えない、でしょ。

 メディアもきっちりとこういうときに、警察批判をしておかないと、表現の自由がどんどん切り崩されまっせ。 

それにしても大の大人が何人もかかってこんな事件をするなんて…。    



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国境なき記者団の報道の自由度ランキングで、フランス43位なのに日本が17位~言葉の壁が国際化を阻む?

2009-11-11 06:37:05 | メディア(知るための手段のあり方)
 少し古い話だが( http://www.asahi.com/international/update/1021/TKY200910210265.html )、国際NGO「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)が今年の「報道の自由ランキング」を発表、フランスは「大統領らによるメディア介入」が指摘され43位(昨年35位)に転落する一方、日本は17位(昨年29位)と上昇したが(政権交代は考慮されていない)、これって、目が点になりませんか?

 フランスよりも日本のメディアが自由にものを言っているとは到底思えない。たとえば、サルコジ大統領の息子が公職に就こうとした際、フランスの多くのメディアが反発し、人事がぽしゃった。

【フランスではサルコジ大統領の息子ジャン・サルコジ氏がデファンス地区開発公社(EPAD)のトップ就任することについて「身内びき」、「サルコジ大統領の絶対王政」と批判が集中していた。その後、これらの批判の声を受けてジャン・サルコジ氏がEPADのトップ選出選挙に立候補しない考えをフランス2のテレビ番組で表明した。マスコミに「プリンス・ジャン」と揶揄されたり、反対派のオンラインの署名は短期間で数千人集まるなどフランス内外を騒がせたこの論争。サルコジ大統領はこれら一連の論争に対して「息子を会長候補にしようとしたことは誤りだった」と反省の意を表明している。】( http://www.antennefrance.com/humains/%e6%81%af%e5%ad%90%e3%81%ae%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97%e5%b0%b1%e4%bb%bb%e9%a8%92%e5%8b%95%e3%81%ab%e3%80%81%e3%82%b5%e3%83%ab%e3%82%b3%e3%82%b8%e5%a4%a7%e7%b5%b1%e9%a0%98%e3%82%82%e5%8f%8d%e7%9c%81/ )

 それに引き替え、日本では、古くは安倍首相の友達がNHK経営委員会会長に選ばれることに正面から反対するメディアはほとんどなく、新しいところでは、小泉元首相の息子が選挙に立った際に、ヨイショ記事を書くところが目立った。

 フランスよりも報道の自由があるなんて恥ずかしくなる…。

 結局、日本語が読めないから日本の状況が把握されていないのだと思う。そして、批判をされないから、日本の状況は改善されない…。

 なお、パレスチナ自治区ガザ攻撃の影響下で記者逮捕が指摘されたイスラエルを93位(昨年46位)と急落させたのは、さすが。でも、中国を「チベット自治区などで記者投獄が頻発している」などとして168位(同167位)にしたのはちょっと厳しいかな。

 


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