原口総務大臣、内藤副大臣がぶち上げた、放送行政に独立行政委員会、クロスオーナーシップの解体など、報道の自由を保障する諸施策を検討する場として、「今後のICT分野における国民の権利保障等の在り方を考えるフォーラム」が立ちあげられ、検討が進んでいることは、業界団体の一部を除いてはまだそんなには知られていないかもしれない。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/kenri_hosyou/index.html
しかし、このフォーラムの目的は
【民主主義の基礎となるインフラであるICT(情報通信技術)分野において、「言論の自由を守る砦」をはじめとする国民の権利保障等の在り方について検討すること】
であり、実は、インターネットの浸透などに伴いマスメディアが過渡期にある中、今後のメディア=情報を伝える手段の在り方を検討する非常に重要な場所だといえる。
参加者も、座長を務める濱田純一東大総長をはじめとする学識経験者、新聞、テレビ業界の関係者など幅広い。記者会見開放に尽力しているジャーナリストの上杉さんも参加している。オブザーバー参加には、通信・テレビ各社の代表者が名前を連ねており、特にソフトバンクの孫正義さんの発言が注目されている。(http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/21930.html#bs)
これまでに3回開催されており、ブレーンストーミング的な検討が2回行われたあと、ヒアリングに入った。ヒアリング第1回(通算第3回)では、フォーラム構成員である音教授に続いて、NHK、民放各社、新聞協会が意見を述べた。
その一部始終がネットで配信されているので(http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/kenri_hosyou/25418.html)、ぜひ、確かめて欲しい。既存メディアの本音が垣間見られるといっても過言ではない。
マスメディアに不満がある人、マスメディアに就職しようとしている人、マスメディアに満足している人、一度でもマスメディアに抗議しようと考えたことのある人、そういう人には、何があっても、見て欲しいと思う。
で、次回ヒアリングでは、構成員の宍戸常寿・一橋大准教授に続いて、BPO、東京都地域婦人団体連盟、日本弁護士連合会が意見を述べることになっており、日弁連については不肖ながら私が担当することとなりました。
すでに、資料も準備しておりますので、ヒアリング後には、感想だけでなく、時間が限られた発言ですので、補足的な説明もアップしたいと思っております。
幸い、日弁連は、昨年の人権大会で、まさに表現の自由をテーマにしたシンポジウムを行い、報告書(http://www.nichibenren.or.jp/ja/jfba_info/organization/data/52th_keynote_report091105_1.pdf)をまとめたところであり、タイミング的にはバッチリという感じだ。
フォーラムの目的である【民主主義の基礎となるインフラであるICT(情報通信技術)分野において、「言論の自由を守る砦」をはじめとする国民の権利保障等の在り方について検討すること】に沿って意見を述べてきたいと思っています。
【ツイッターアカウント】yamebun
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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事,分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。なお、多忙につき、試行的に、コメントの反映はしないようにします。コメント内容の名誉毀損性、プライバシー侵害性についての確認をすることが難しいためです。情報提供、提案、誤りの指摘などは、コメント欄を通じて、今後ともよろしくお願いします。転載、引用はこれまでどおり大歓迎です。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/kenri_hosyou/index.html
しかし、このフォーラムの目的は
【民主主義の基礎となるインフラであるICT(情報通信技術)分野において、「言論の自由を守る砦」をはじめとする国民の権利保障等の在り方について検討すること】
であり、実は、インターネットの浸透などに伴いマスメディアが過渡期にある中、今後のメディア=情報を伝える手段の在り方を検討する非常に重要な場所だといえる。
参加者も、座長を務める濱田純一東大総長をはじめとする学識経験者、新聞、テレビ業界の関係者など幅広い。記者会見開放に尽力しているジャーナリストの上杉さんも参加している。オブザーバー参加には、通信・テレビ各社の代表者が名前を連ねており、特にソフトバンクの孫正義さんの発言が注目されている。(http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/21930.html#bs)
これまでに3回開催されており、ブレーンストーミング的な検討が2回行われたあと、ヒアリングに入った。ヒアリング第1回(通算第3回)では、フォーラム構成員である音教授に続いて、NHK、民放各社、新聞協会が意見を述べた。
その一部始終がネットで配信されているので(http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/kenri_hosyou/25418.html)、ぜひ、確かめて欲しい。既存メディアの本音が垣間見られるといっても過言ではない。
マスメディアに不満がある人、マスメディアに就職しようとしている人、マスメディアに満足している人、一度でもマスメディアに抗議しようと考えたことのある人、そういう人には、何があっても、見て欲しいと思う。
で、次回ヒアリングでは、構成員の宍戸常寿・一橋大准教授に続いて、BPO、東京都地域婦人団体連盟、日本弁護士連合会が意見を述べることになっており、日弁連については不肖ながら私が担当することとなりました。
すでに、資料も準備しておりますので、ヒアリング後には、感想だけでなく、時間が限られた発言ですので、補足的な説明もアップしたいと思っております。
幸い、日弁連は、昨年の人権大会で、まさに表現の自由をテーマにしたシンポジウムを行い、報告書(http://www.nichibenren.or.jp/ja/jfba_info/organization/data/52th_keynote_report091105_1.pdf)をまとめたところであり、タイミング的にはバッチリという感じだ。
フォーラムの目的である【民主主義の基礎となるインフラであるICT(情報通信技術)分野において、「言論の自由を守る砦」をはじめとする国民の権利保障等の在り方について検討すること】に沿って意見を述べてきたいと思っています。
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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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