日韓併合100年を機とする菅首相の「反省とおわび」談話について、例によって、産経新聞などを中心に、「いつまで謝罪しなければならないのか?」という論調の批判がなされている。日本軍などによる直接の犠牲者がまだ生存しているにもかかわらず、よくもそんなことが言えるな~といつも感心する。本気で謝罪は済んだというなら、それはまさに被害にあった方の「許し」を得られたということなのだろう。つまり、謝罪によって「許し」がなされたと想定し、その許しによっていかなる罪も水に流される、ということなのだろう。
ある意味、すばらしい考え方だ。人には間違いがある。そのときの状況からどうしてもそうしなければならなかった。そうだとしたら、いつまでもそのことにとらわれず、前向きに生きていこう!
…「いつまでも謝罪させんなや論者」は、つまりは、そういうことですよね。
ということは、皆さん、死刑にも反対するんでしょうね。謝罪さえ、いつまでもさせるな、なんていうくらいだから、刑罰を永遠に科すなんていうこと(=死刑)には当然、反対するんでしょうから…。
ところが、実際に、「いつまでも謝罪させんなよ、この●●、論者」は、産経新聞などの購読者であり、死刑には賛成な人が多いように思う。
このギャップは何なんだろう。
国内の犯罪者については、いくら謝っても済まんから命で償え~、て言っておきながら、国・軍隊がしでかしたことについては、もうそろそろ、ええやろ、いつまで謝罪させんねんと言う。
…まったく理解できない。
あえて、理解しようとすると、国が人を殺すことについてはOKという考え方なのだろうか?
つまり、死刑も国がするからOK、戦争による被害も国がしたのだからOK…。
そういうことなんだろうか…。
それとも、ほかの国の人の命の価値は、自国の人の命の価値よりも低い…?
で、日本の死刑に賛成する人が中国の死刑のやり方については野蛮だなどと言ったりもする…。
この二つの論点(戦争加害への謝罪問題、死刑存廃問題)について、なぜ、ねじれているような思考ができるのか、お分かりの方は、コメント欄に残して頂けないでしょうか。
【追記:なお、この記事は皮肉満載です。私は死刑廃止論者、謝罪はきちんとやるべき論者です。ここまで読んで誤解され、不愉快に感じた方、ごめんなさい】
画像は→http://www.usatoday.com/news/world/2006-06-14-death-van_x.htm
死刑執行自動車で死刑にされた男性
●沖縄への連帯ツイッターキャンぺーン●
【ツイッターアカウント】@BarackObama
【メール】→http://www.whitehouse.gov/contactから
【ツイッター例文】
JAPAN IS NOT US'S COLONY! We won't support US BASE. All US BASE OUT! from our country.
Please HELP Okinawa. 75% of the American bases in JP is in the islands, only 0.6% of JP land. Relocate #Futenma base outside.
Marine in Futenma must go back to your country. There is no place where the base of Marine is acceptable in Japan.
Okinawa and a lot of Japanese oppose the transfer of the Futenma base to Henoko
At least180 MPs of ruling parties say NO to Futenma relocation within Okinawa. Check this http://bit.ly/9jQIW8
【ツイッターアカウント】yamebun
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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事,分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。なお、多忙につき、試行的に、コメントの反映はしないようにします。コメント内容の名誉毀損性、プライバシー侵害性についての確認をすることが難しいためです。情報提供、提案、誤りの指摘などは、コメント欄を通じて、今後ともよろしくお願いします。転載、引用はこれまでどおり大歓迎です。
ある意味、すばらしい考え方だ。人には間違いがある。そのときの状況からどうしてもそうしなければならなかった。そうだとしたら、いつまでもそのことにとらわれず、前向きに生きていこう!
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ということは、皆さん、死刑にも反対するんでしょうね。謝罪さえ、いつまでもさせるな、なんていうくらいだから、刑罰を永遠に科すなんていうこと(=死刑)には当然、反対するんでしょうから…。
ところが、実際に、「いつまでも謝罪させんなよ、この●●、論者」は、産経新聞などの購読者であり、死刑には賛成な人が多いように思う。
このギャップは何なんだろう。
国内の犯罪者については、いくら謝っても済まんから命で償え~、て言っておきながら、国・軍隊がしでかしたことについては、もうそろそろ、ええやろ、いつまで謝罪させんねんと言う。
…まったく理解できない。
あえて、理解しようとすると、国が人を殺すことについてはOKという考え方なのだろうか?
つまり、死刑も国がするからOK、戦争による被害も国がしたのだからOK…。
そういうことなんだろうか…。
それとも、ほかの国の人の命の価値は、自国の人の命の価値よりも低い…?
で、日本の死刑に賛成する人が中国の死刑のやり方については野蛮だなどと言ったりもする…。
この二つの論点(戦争加害への謝罪問題、死刑存廃問題)について、なぜ、ねじれているような思考ができるのか、お分かりの方は、コメント欄に残して頂けないでしょうか。
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Marine in Futenma must go back to your country. There is no place where the base of Marine is acceptable in Japan.
Okinawa and a lot of Japanese oppose the transfer of the Futenma base to Henoko
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★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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