さてさて、今週は腰掛け鎌継編です
鎌継ぎは、蟻継ぎに比べて多少強度が増し、比較的に土台や、桁梁などの横架材などの継ぎ手にも使われます。
さらには、材成の大きさが違う部材などでも、使いやすい継ぎ手ですね。
おもしろいのが、この継手、進化を繰り返してきた事でしょう。
図にあるように、だんだん形を変えてきたのが解りますか?
右が古代鎌 左が中世鎌
他の継手も多少ですが形を進化させてますが、道具の歴史と共により効率的な継手へと進化したのでしょうね。
プレカットの鎌はどう考えても退化のような気がしますね~
それでは早速、墨をつけ作業開始、鎌継ぎのポイントはなんと言っても、「すべり勾配」でしょう、これをつけるとお互い引き寄せあい、ガッチリ納まる(ハズ?)なのです。
ただし、この部分はノミが切れないと綺麗には納まりませんので、あしからず。
さらには、一クラス上の襟輪入れ腰掛鎌継ぎという納まりがあります。
これは、作業が早い人にやってもらうことにしましょうかねぇ
おしまい
鎌継ぎは、蟻継ぎに比べて多少強度が増し、比較的に土台や、桁梁などの横架材などの継ぎ手にも使われます。
さらには、材成の大きさが違う部材などでも、使いやすい継ぎ手ですね。
おもしろいのが、この継手、進化を繰り返してきた事でしょう。
図にあるように、だんだん形を変えてきたのが解りますか?
右が古代鎌 左が中世鎌
他の継手も多少ですが形を進化させてますが、道具の歴史と共により効率的な継手へと進化したのでしょうね。
プレカットの鎌はどう考えても退化のような気がしますね~
それでは早速、墨をつけ作業開始、鎌継ぎのポイントはなんと言っても、「すべり勾配」でしょう、これをつけるとお互い引き寄せあい、ガッチリ納まる(ハズ?)なのです。
ただし、この部分はノミが切れないと綺麗には納まりませんので、あしからず。
さらには、一クラス上の襟輪入れ腰掛鎌継ぎという納まりがあります。
これは、作業が早い人にやってもらうことにしましょうかねぇ
おしまい
鎌次ぎの女木の時は下場目地から一気に上まで鋸で引いていましたね~
中々難しいんですよね~
昨夜 10時からNHKのプロフェッショナル見られました?! 宮大工の菊池さんが今回の主役でした。
西岡棟梁の話とか出てきて とっても感動しました。
この番組を見ながら TOM-Pさんやあっちゃんも
見てるかなぁ~って思ってましたよ。
そうですね、縦引きも横引きも墨半分残すという意味はようやく理解してもらったけど、なかなか実践出来る人は少ないようです。
25歳でお堂の仕事を任されるなんて・・・・
うらやましくて仕方ありませんでした。
一生懸命悩み、成長する姿をみて、やっぱり大工さんってすばらしいな。と再認識しちゃいました。
2人でペアになって1人が男木を、1人が女木作ってってっていう課題だったんですが(^_^;)
ペア組んだ人と同じように墨付けしているはずなんですが(笑)
それと、古代鎌と中世鎌、知りませんでした。形が変わってきているんですねぇ。
勉強になります。
半年訓練だから全部作るのは、大変ですよね~
木組みは人組、パートナーと呼吸を合わせてしないと、それこそ墨の引き方から違うから、なかなか合わないですね。
昔の人が考えた継手が段々と進化して今の形になりました。
今後、プレカットでなきゃ家が建たないよ~てならない為にも、良いものは皆で残しましょうね。