さてさて、継手・仕口の制作二つめの課題は、腰掛け蟻継ぎです。
継手の中では、最も基本的な形といえるでしょうか。
各部の名称は下記のとおりです
ただし、強度はそんなに強くありませんので、土台の継手などには適していますが、桁や梁などの継手などには不向きです。
捻じれを防ぐ為に目違ぃ(めちぃ)を入れる場合がありますが、土台の場合は腰掛けで十分ですね。
最初の図はよく見ると、目違ぃ入れと、目違ぃ無しがごちゃまぜになってるなぁ~
例によって、スケッチアップのモデルは、こちらからダウンロードしてください。
作る時のコツは、とにかく墨を丁寧につけることです、特に芯墨がずれていたら、捻れてしまいます。
墨は細かく、彫りは大胆にがポイントですね。
それから、蟻の上端墨を半分残すことです、下端の墨は取り除くぐらいにすれば、入り仕舞となり、納まりが良くなります。
最後の、1~2cmでグッと締まるような感じで納まるのがベストです。
さぁ頑張ってくださいね~
おしまい
おかま木はあるのか??
作ってみよ!
それがオカマです。
って違う違う