大工の学校 

築き人(きづきびと)を志す、職業能力開発校の徒然日記
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腰掛け蟻継ぎ(男木)刻み

2007年06月07日 | 大工の学校生活
さてさて、本日は腰掛け蟻継ぎの男木を刻みます。

昨日、予定より早く終わり墨付けまでは昨日のうちに完了したので、本日ゆっくりと時間がとれます。
 

ただ、みんな初めての継手だから、早く合体させたい衝動に駆られているみたいなので、とりあえず、とっととやって見せましょう。

とはいうものの、2年ぶりの実技担当、さらには一年ぶりの蟻継ぎ。ほぞでやったとはいえ、みんなの前で作業をするのは結構プレッシャーがかかるものなのです。

 蟻継ぎは鎌継ぎや、追掛け継ぎなどに比べてもキレイに納めることに関してはなかなかの技量がいると思います。


簡単そうに見える分、そんなこと訓練生に言っても解るはずもなく。

「あ~言い訳いいよんなぁ~」ぐらいにしか聞こえないわけです。

まぁ、そんなこんなわけで出来た蟻継ぎは、久々の仕事とはいえ、まぁまぁの出来。生徒の拍手(いや出来て、当然だから)を背中で受け、心の中では「こっそり 練習しといて良かった」と胸をなで下ろしましたとさ。 

おしまい  


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