先週辺りから天気が良くないですね、このまま梅雨に突入でしょうか。
今日も朝から雨が降っていたので、洗濯物を室内で乾かすのに除湿機を使っていました。しばらくすると、プンでも、ボンでも、バンでもなく、すーっと除湿機が止まりました、、、。ほへ? 午前なので、タンクの満水でもなくなんで??とクエスチョンマークがたくさんつきましたが、うんともすんとも言わない故障のようでした。2016年製造とあったのでまぁ、5年。我が家の家電製品にしては若い方(奥さん曰く)、まだまだ持ってもらわないと困ります。
この時期、除湿機がないと何かと不便なので、困ったもんだと思いつつ、在宅勤務なので、昼休みと、終業後にダメ元でばらして修理しました。
<裏蓋を外して、電源部分のカバーを外した図>中は思いの外きれいでした。背面部カバーを外すには、底面のビスと、背面のビス、上面の取っ手の下に隠れているビスを外す。背面カバーの一番上の両端が嵌合しているので、そこだけ気をつければ外れます。
2021/5/22追記:嵌合部分は、カバー側が上蓋の出っ張りに上から引っ掛けてあるのと、前カバーにもハマっているので、ちょっとむずかしいです。気持ち後ろカバーの勘合部分を上に押し上げる感じが良いと思います。ちなみに私は嵌合部分を横に広げたので、爪が折れました、、。前カバーにはめ込むようになっていたので、戻すときは爪がおれたままそのままはめ込んで、浮くこともなく戻すことができました。
止まったときの症状から、多分電源部分だろうなぁ、と当たりをつけて電源をばらします。
<電源部分の拡大図>上部のトランスの右側の電解コンデンサに囲まれている部分のインダクタの不良(切断)でした。上図は交換後。
今回良かったのは、使われている部品が調べれば出てくるものばかりで、さすが設計は日本品質なのでしょうね。大体あたりをつけて調べると出てきます。こんな部品があるんだ、こうやって一次側と二次側回路を分離しているんだ、とか勉強になるなぁ、と思いながら回路を追ってゆくとPhotoCouplerの二次側に電圧が来ていない。普通こんなもの壊れないよなぁ、でもこれしかないなぁ、と思いながらインダクタを外してテスタで当たるとやはり断線していました。
交換部品は、インダクタはほとんど持っていないので、困りましたが、そういえば、と思って先日OMさんから頂いたHFのスイッチ基板を見たら、まぁ、PhotoCouplerの回路だからこんなもんか位の値のインダクタがあったので、それを外してはんだ付け。結果動くようになりました。
良かったよかった。また明日からしばらく元気に働いていただきます。
<電源部のいいかげんな回路概略と外したインダクタ 回路図上の不良場所の部分においてあります>
最後にお決まりですが、本記事は自分の修理の備忘録です。修理、分解を勧めるものでは決して有りません。参考にされる場合はすべて自己責任でご対応ください。
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