おもちゃ、家電、もろもろの修理の足跡と備忘録

色々と忘れるので、趣味のメモ

ファービー修理のポイント

2019-02-02 22:11:57 | 修理
今日のおもちゃの病院で、誰も手をつけないファービー君たちが居たので、お持ち帰りの宿題覚悟で着手。
webで調べてみたら、よく覗かせて頂いているラジオペンチさんのホームページがヒット。
参考に修理を進めましたが、さらに追加で参考になればと、私のやった事を備忘録として書きます。

今回の症状は、電源を入れても、うんともすんとも言わない。で、今回の故障の原因は、よくあるらしいモーターの固着と言うか、整流子部分の酸化によるモーター動作不良。

まず上記を参考に顔を外して、ケースを左右にバラすのですが、その前に、ラジオペンチさんは耳と毛皮をつないでいる糸を切る、としていましたが、これは切らなくても大丈夫です。切ると後で縫わなくてはならないので。切らなくてもケースを分解することはできます。

ケースは数か所のネジを外せばすぐに外れますが、モーターは正面向かって右側、顔の左側の前の方にあります。縦に設置されています。モーターはこれまで見たことのない、ローターが丸見え状態のモーターです。

ケースを外した状態でピンセット等で突っつく事はできますが、今回それくらいではだめだったので、モーターへはケーブルでコネクタ止なので、コネクタを外して、まずは基板側から電圧がかかっているか確認(6V)。モーターへは外部からちょっと高めの電圧をかけつつ、ローターを突っついてやることで動き出しました。そのまましばらく回して酸化膜はがし。

コネクタをもとに戻してとりあえず動作を確認。その後元通りに戻します。

今回はこれで直りましたが、モーターが動かないとその後のシーケンスが進まないので、全く動かない状態になるようです。(当然リセットスイッチを押しても全く動きません)

今回2台見ましたが、全く同じ原因。長時間放置するとモーターの接点が駄目になっちゃうようですね。2台は微妙にねじ位置や使っている部材などが異なっていましたので、バージョンはたくさんあると思います。

少しでも修理の参考になれば。

ファービー まったく 動かない モーター 整流子 酸化


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