イタリア 写真撮りまくり

イタリア好きの食いしん坊が、イタリアで撮りまくった写真を中心にご紹介。

台北3日目…太魯閣渓谷

2024年01月19日 | 台湾
台北の3日目、今日はプライベートツアーで予約しておいたガイド兼ドライバーの方に、ホテルを6時30分に
ピックアップしてもらって、台湾の東側にある太魯閣渓谷を含む太魯閣国家公園の見学に出かけました。
 
太魯閣渓谷は立霧渓という河川が大理石の岩盤を侵食して形成された大峡谷です。
ホテルからは車で2時間半ほど掛かりました。
 
■清水断崖
 
・清水断崖
太魯閣国家公園の一部、写真では分かりにくいですが、太平洋に面してほぼ90度に切り立った断崖が21kmにもわたって
続いているのだそうです。高さは800mに達するところもあるんだとか。
 
・清水断崖の史跡
この清水断崖、台湾10景なんだそうです。
 
■太魯閣渓谷入口
 
・太魯閣渓谷の入口
太魯閣渓谷の東西を縦貫する道路の起点となっている門です。
 
■砂卡礑歩道
 
・砂卡礑歩道上の橋
立霧渓に注ぎ込む支流に沿ってのトレイルコースが用意されています。このトレイルコースの上に掛かる橋には
獅子の像が飾られていますが、すべての表情が異なっています。
 
・砂卡礑歩道入口
この入口から階段を使って20mほど降りていきます。
 
・砂卡礑歩道
左手に渓流を見ながら上流に向かって進んでいきます。一番奥までは4km以上あるそうです。歩道にはところどころ
岩がせり出して屋根のようになっているところもあります。
 
・渓流
現在は乾季なので水量はさほど多くはありませんが、青色や緑色の美しい流れが大きな岩の合間をぬって流れたり
溜まったりしています。
 
・五間屋
歩道を1.5kmほどさかのぼると、不意に現住民族タロコ族の方が出しているお店が現れます。朝から何も食べていない小生、
ここで豬のソーセージを頂きました。
 
・川面の様子
五間屋の上流に歩道から川面に降りることが出来る場所があったので危なっかしい足取りで降りてみました。
素晴らしく透き通った冷たい水が所々で小さな滝を作りながら流れていきます。
 
■燕子口
 
・燕子口入口
小さな洞穴が岩壁にいくつもあり、そこに無数のツバメが巣を作っているため燕子口と名付けられています。
残念ながら今はシーズンではないので燕は見られませんでしたが…。
 
・燕子口歩道(トンネル内)
トンネル内の遊歩道は、川に面して大きな窓(穴)が開けられていて、渓谷と渓流の素晴らしい眺めを楽しむことが出来ます。
 
・燕子口歩道(トンネル外)
対岸の切り立った崖との距離が狭まって渓谷の深さを更に実感させています。薄い青色の美しい流れです。
 
■白楊歩道
普通ツアー客は食事タイムを太魯閣渓谷のかなり奥にある天祥という所で取り、そこから引き返すことが殆どなんですが、
今日は小生一人の完全なプライベートツアーなので、ドライバー兼ガイドの方が、天祥のさらに奥ある白楊歩道へと
連れて行ってくださいました。
 
・白楊歩道標識
途中7つのトンネルを抜けて、2.1km先にある水簾洞まで歩きます。正直小生の左ひざの痛みはかなり来ていましたが、
せっかくのチャンスなので頑張ります。
 
・白楊歩道のトンネル
7つあるトンネルの中で最長の350mある最初のトンネルです。照明は全く無いのでかなり気を使って歩きます。
 
・白楊歩道
トンネルとトンネルの間はこんな感じになっています。渓谷側には何も防御するものが無いので、雨だったりしたら
かなり怖い感じです。
 
・白楊吊橋
入口から1.9kmの所にある吊橋です。渓谷や崖の滝を見学する絶好のロケーションなんですが、残念ながら昨年の台風の
被害を受けて現在は閉鎖中となっていました。
 
・水簾洞入口
いよいよ目的地のトンネルまでやってきました。実は白楊吊橋同様に閉鎖されていたんですが、去年の12月11日から
見学再開が許可されたとのことでした。さて何とここで靴と靴下を脱いでガイドさんが用意してくれたサンダルに履き替え、
雨合羽を着込んでさらにジーパンの裾を膝上までまくり上げます。理由はこのあとすぐにわかりました。
 
・水簾洞
洞窟の中には川があり、かなりの水流です。幅の狭い歩道部分にも水が流れていて足は水浸しです。天井からもぽたぽた
水滴が落ちています。
 
・水簾洞内の滝1
 
・水簾洞内の滝2
 
・水簾洞内の滝3
洞窟の奥のほうまで来ると、ものすごい勢いで天井から水が流れ落ちていました。正に洞窟内の滝と言った感じです。
とても暗いので持参していたLEDライトで照らしながらの撮影ですが、正直写真ではこの迫力は十分には伝わらないかもしれませんね。
ほとんど言うことを聞かなくなっていた左ひざの痛みも忘れて魅入ってしまいました。
 
■九曲洞
太魯閣渓谷でもっとも素晴らしい景観が見られる場所と言われています。新しい遊歩道が2,017年11月に開通したそうです。
 
・九曲洞の眺め1
 
・九曲洞の眺め2
水量がとても少ない乾季なので迫力は全く感じられませんでしたが、美しい水の流れを間近に見ることが出来ました。
 
■長春祠
 
・長春祠
東西縦貫道路の工事中に殉職した212人の靈を祀っています。2つの祠の中央下部から滝が流れ出ています。
実は最初に造られた祠は現在よりも右側の斜面にあったんだそうですが、台風(?)の影響で崩れ落ちて、その少し左側に
再建、それも崩れ落ちてしまったため、現在の場所に3代目として建てられているということをガイドさんから聞いて
びっくりの小生です。
 
・長春祠(拡大)
長春祠までは崖伝いに行くことが出来るんですが、左ひざが既に尋常ではない状態の小生、残念ですが遠くから
見るだけにしておきました。
 

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