
オルタ湖の第10弾では、オルタ湖のサクロモンテに並ぶ20の礼拝堂の第15番目から第20番目をご紹介します。
北イタリア(ピエモンテ州、ロンバルディア州)に点在するサクロモンティ(複数形)は文字通り「聖なる山」を意味します。
16世紀後半から17世紀のかけてキリスト教の信者がオスマントルコの脅威でエルサレムに巡礼に行けなくなったことから、
山に数多くの礼拝堂や聖堂を立て、宗教壁画・木彫・塑像などで文盲の信者でも理解できるようにしています。現在はこのうち9つが
世界遺産として登録されています。通常はキリストの生涯や聖母マリアを祀ったものが多いんですが、オルタ・サンジュリオのサクロモンテは
聖フランチェスコの生涯が20個の礼拝堂に祀られています。
第15礼拝堂:聖痕を受ける聖フランチェスコ
第16礼拝堂:ヴェルナ山から市の直前にアッシジに戻った聖フランチェスコ
第17礼拝堂:聖フランチェスコの死
第18礼拝堂:聖フランチェスコの墓への教皇ニコラス5世、司教、秘書の訪問
第19礼拝堂:聖フランチェスコの墓の奇跡
第20礼拝堂:聖フランチェスコの列聖
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