オストゥーニの第9段では、白い迷宮とも呼ばれるオストゥーニの旧市街の風景をご紹介します。
オストゥーニの名前の由来はギリシャ語のアストゥーネオン(Astu-neon:新しい町)と言われているようです。
町からは古い時代の遺跡も発見されており、古代からこの土地に人々が暮らしていたことが伺えます。古代ローマとカルタゴ
(現在のチュニジア、チュニス湖付近)との第2ポエニ戦争(紀元前218年ー紀元前202年)で、将軍ハンニバル率いるカルタゴ軍の
イタリア半島への侵攻によって破壊された町はその後再建されていて、これが前述の新しい町と関連しているかもしれません。
旧市街はその最上部に建つ大聖堂へ向かう道に沿って土産物店やレストランが多数並んでいますが、そこから細い脇道に踏み込むと
まさに迷宮が始まります。あてどなく迷宮をさまよっていると細い道沿いに素敵なレストランが急に現れたり、思いもかけない素敵な
風景が広がったり、本当に興味が尽きません。
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