サッサリの第12弾では、サンタンティオコ・ディ・ビサルシオ教会をご紹介します。
サンタンティオコ・ディ・ビサルシオ教会は、サルディーニャによく見られる人里から離れ、周囲に何も無い所に孤高の姿を見せる
ロマネスク様式の教会の一つです。ピサ・ロマネスクに幾分フランスの影響を受けている教会は11世紀の半ばに建てられています。
本当に郊外にぽつりと建っているので、見学するためにはレンタカーにするか、タクシーをチャーターするしか方法がありません。
教会は2階建てとなっていますが一般に公開されているのは3身廊の1階部分のみとなっています。装飾もない質素な内部ですが、
教会の入り口部分はポルティコとなっており、この部分に2階への階段があります。ファザードの左側にあった2連の窓は現在は
埋められています。このファザードにはロマネスクらしい彫刻がいくつか残っています。
tomtomさんは、あっちこっち人知れぬところにある
教会をご存知ですね〜。
今でこそ検索できるのかもしれませんが、以前はどうしていらしたのですか?
Google Mapならかなり拡大すれば一応載っていますよ!! サルディーニャのロマネスク教会については英語のガイドブックの中の1ページにこの教会を含めて数か所の案内が乗っているのを見つけて、なんとか廻る方法はないかと事前にいろいろと調べて、アルゲーロで親しくなったタクシーの運転手さんと相談して調べた資料を基に半日貸し切りで4か所ほどを廻ってきました。