マテーラの第11弾ではサン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会をご紹介します。
マテーラの観光はサッシ地区への入り口にあたるヴィットリオ・ヴェネト広場から下方へと降りていくのが一般的ですが、
このサッシ地区を取り囲むように続く道をヴィットリオ・ヴェネト広場から目の前のサン・ドメニコ教会のわきを抜けて
少し行くとサン・ジョヴァンニ広場が開け、そこにプーリア・ロマネスク様式のジョヴァンニ・バッティスタ教会が現れます。
この教会は古くはサンタ・マリア・ラ・ノヴァ教会として1193年以前にアンドレア司教によってパレスチナからマテーラに
持ち込まれたアッコンの9人の悔い改める修道女を祀るものでしたが、その後改修され1233年に完成した後は、1480年に
一度放棄されています。1695 年にモンシニョール デル リョスによって現在の名前で礼拝のために再開たという歴史を持っています。
ファザードのバラ窓の下には、子羊が休む福音書を持った洗礼者聖ヨハネの石像があります。内部はラテン十字のプランを持つ
3身廊となっています。
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