台北4日目、いよいよ観光も最終日。この日は朝から深夜まで目いっぱい動き回りました。
■故宮博物院
MRT(地下鉄)士林駅からバスに乗り換えて向かいます。主に中国の歴代皇帝が所有していた宝物や美術品が展示されている大博物館です。
・故宮博物院正面
・翠玉白菜
楽しみにしていた翡翠の彫刻ですが、何と今月3日から台中の博物館へと貸し出されていました。
初っ端から落胆の小生ですが、悔しいので写真だけは載せておきますね。
・肉形石
翠玉白菜と並ぶこの博物館のもう一つの2大名宝です。まるで本物の東坡肉(トンポーロー)そっくりの質感ですが、実は層状になった瑪瑙で出来ています。
玉などの石の加工品、陶磁器、書画が無数に展示されています。(きちんと分類されて展示されています。)
・灰陶加彩仕女俑
灰陶という中国古来の粗製陶器に着色した像です。仕女は宮廷の女官、俑は副葬品だそうです。
・象牙球
信じられないほど細かな彫刻を施した象牙の球です。内部にいくつもの球が層状に彫られていますが、
これがすべて独立して回すことが出来るのだそうです。製造方法を思い浮かべることすらできない芸術品です。
膨大な数の美術品、芸術品の鑑賞を終えた後は、いったんホテルに戻って休憩、夕方からはバスツアーに出かけました。
■九分
雨の九分の名の通り、傘をささないとすぐにずぶ濡れになってしまうほどの結構な雨が降っていました。
でも時期的なこともあってか、3月に個人で訪問した時よりは随分と空いていました。雨の中、必死で撮影です。
■十分
九分の後は、十分へとやって来ました。前回の個人での訪問時は昼間だったので、今回の夜の訪問はかなり雰囲気も違っていました。
到着した時間が既にかなり遅かったので、観光客も殆ど引けて、老街のお店も閉まった所が殆どでした。
名物のランタンを上げて行きます。暗闇の中で、ランタンの光が揺らめきます。
上昇する速度がかなり早いのでまとまった写真を撮るのはできませんでした。
もちろん小生も一つ上げました。ランタンの4面に筆で思うことや願いを書き込みます。
お店の方が写真を撮ってくれましたが、結構恥ずかしいことを書いてしまったので、ここでは省略しておきます。
十分の老害は単線の汽車の線路沿いに広がっていますが、たまたま運良く汽車が通る瞬間にも遭遇することが出来ました。
(1時間に1本程度の頻度)
ツアーはこれで終了、バスで台北まで戻りましたが、途中士林の観光夜市で下して頂き、遅い晩御飯を楽しんでからホテルへと帰りました。
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