イタリア 写真撮りまくり

イタリア好きの食いしん坊が、イタリアで撮りまくった写真を中心にご紹介。

台北2日目

2024年04月24日 | 台湾
台北2日目です。
 
実はもともとこの日は、台湾の東側にある蘇澳という漁港と冷泉で有名なところと、噶瑪蘭ウィスキー蒸留所の
見学のツアーに申し込んでいたですが(ツアー開催も確定していた)、直前になってツアーの中止の連絡
(おそらく花蓮での23日の地震によるキャンセルの続出のせい?)があって、予定がぽっかりとあいて
しまったのでした。
さらに早朝からかなりのひどい雨で、レンタル自転車を使ってどこかへ行くことも出来ず、先ずは昼ご飯を
ホテルの近くでとることにしました。
 
■晴光市場
大雨なので雙城街夜市の屋台は殆ど営業していません。そこで屋根があるお隣の晴光市場へと向かいます。
 
・晴光市場の様子1
 
・晴光市場の様子2
やはり人の数は少ないようです。未だ閉まったままのお店もかなりあります。
 
・市場内のお店1
 
・市場内のお店2
 
・市場内のお店3
それでも食事を頂けるお店はいくつも営業していました。
 
食後は屋内で時間を過ごせる場所、と言うことで國立故宮博物院まで行ってきました。
 
■國立故宮博物院
MRT(地下鉄)の士林駅まで出て、そこからバスに乗って15分ほどの所にある中華文明のコレクションでは
世界一の博物館です。
 
・故宮博物院正面
バスを降りてから奥の宮殿までかなりの距離と階段を上っていきます。
 
 
・翠玉白菜
おそらく博物院でもっとも有名な展示物です。実はこの博物院を訪問するのは今回で3回目なんですが、これまでは
人気展示物が故か、台湾各地での展示に貸し出されていて博物院では見ることが出来ませんでした(そのため台中での
展示会場までわざわざ台北から見に行ったという経験あり)。
 
翡翠の白と緑の色合いが正に絶妙で白菜に見立てた精細な小国が施されています。拡大の写真を見ると白菜にキリギリスも
彫られているのがわかります。
 
 
・肉形石
翠玉白菜と並ぶ人気の展示物です。豚肉に見た目そっくりの表面の皮と3枚肉の彫刻がなされています。ただ翠玉白菜は
翡翠そのものの色彩をいたしているのに対してこちらは瑪瑙に彩色されています。
 
・碧玉製の盃
光を通す碧玉を使った酒を注ぐ器です。
 
・馬に乗る貴婦人
 
・灰陶加彩仕女俑
灰陶という中国古来の陶器に着色した女性の立像です。仕女は宮廷に仕えた女性です。これが唐時代の美人の姿なんですね。
 
・稚児の陶製枕
こちらも人気の展示物だそうです。より白色に近いものと2つが並んで展示されていました。
 
・青と赤の急須
故宮博物院には中国各時代の名窯で焼かれた陶器が無数に並んでいます。
 
・清朝乾隆帝時代の紙本(巻き物)
 
・清朝、呉昌碩による花果四屏
 
・道範正宗経四書大全
 
・象牙多層球
象牙に一切の継ぎ目を付けることなく独立して回転する多層の球を1本の象牙から刻みだした神業とも思える超精密な細工です。
 
・雕金八仙
 
幸い大雨のせいかそれほどひどい混みようではなく、膨大な展示物をゆっくりと鑑賞、写真撮影をすることが出来ました。

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