プロチダ島の第8弾では、海を見下ろす島の高台、標高91メートルのテラムラータ岬に建つサン・ミケーレアルカンジェロ修道院の
地下に隠された2層の礼拝堂のうち下層のラ・セグレタ礼拝堂をご紹介します。
ベネディクト会修道院として生まれたこの教会は1026年に設立された後、15世紀の終わりに島の守護聖人であるサンミケーレアルカンジェロに
捧げられています。第7弾で地上階の教会内部をご紹介しましたが、ここから更に2階層地下へと降りることが出来るようになっています。
一番下の層、セグレタと呼ばれる礼拝堂は、ルカ・ジョルダーノの弟子であるドメニコ・グアリーノによる1746年からの素晴らしいキリストの
寄託で装飾されています。礼拝堂の周囲はベンチが取り囲み、中央に3つの棺と、19世紀にさかのぼる、彫刻と金メッキの木材で作られた木製の箱が
飾られています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます