こんちゃっす。
バカントクです。
今日、助監督と車に乗っていて、信号待ちで歩道をみると、
おしゃれなカッコのお兄さんが歩いていたのですが、
急に立ち止まって、
「エッ?あれっ?えっと・・・あれっ、ちょ、あらっ!?えー・・・さっきの店に・・・?
忘れてる・・・?うそっ?」
みたいな、いかにもサイフかケータイを忘れて、記憶をたどりつつ
クネクネとポケットを探っている姿に
遭遇したんです。
その動きが、オーバーアクト気味な俳優が必死で熱演しているようで、
カントクが監督する映画の1シーンならまずNGな、ベタな芝居なのでした。
しかし、いやまてよ・・・。これは映画でなくて現実の世界なのであって、
むしろ、映画を想起させる動きを現実の中で再現できるということは
もしかしてあのお兄さん・・・天才俳優の素質アリ・・・なのか・・・?
などと考えているとお兄さんは去ってしまい、カントクは車を走らせるのでした。
何がリアルで何がリアルでないのかをチョッピリ考える出来事でした。
そんな現実と虚構のハザマを突っ走るマンガ、
本日の更新。
どんぞ!!