こんちゃっす。
キスオさんです。
先日、某大型古本店に行った時のことです。
頼んだ本を引き取る前、店内をブラブラしておりました。
大量に並ぶ中古マンガを見て、こんなにマンガがあるのに、
何故にワシの描いたマンガが無いん?
とナサケナイ気持ちになり、
そして、そりゃオマエの才能のなさと努力の至らなさなのだよ!!
と自分の臀部をパシーンパシーンと叩いておりましたら、
プラモデルコーナーにかっぷくのよい男性
(ワシとあまり歳は離れていないかも)が、
高いところのプラモを取ろうとして
持っていた杖をのばしてツンツンしておられましたので、
ワシはそこらへんの踏み台を持ってきて、
そのプラモを取ってあげたのでした。
日頃ぐうたらなワシも
この時は何故だか身体が軽やかに反応したのです。
そしてその男性とそのプラモの値段の確認をしたりして、
(なかなかお買い得なよいプラモでした)
男性はプラモが気に入ったらしく
レジで買っていくのが見えました。
ワシも頼んでいた本のお会計を済ませてお店を出ると、
さっきの男性が駐車場の出口に立って
目の前の大きな道路を見ていました。
かなり道幅のある道路で片側3車線、両側で6車線、
横断歩道や歩行者用信号はだいぶ離れたところにあり、
「ん?もしかしてこの車道を渡ろうとしてる!?」
と心配になったので、駐車場からじっと見ていました。
すると男性は杖をつきながら車道に一歩踏み出したように
見えたのです。
走って追いかけても間に合いそうもないし、
そこに行って事故をもらうのも恐ろしかったので、
せめて中央分離帯に到達していればなんとか車に
乗せてあげられるかもしれん、と思い
車に乗って先ほどの駐車場出口に向かいました。
しかし、男性が見えない。
道路の向こうと、その左右、こちら側の歩道の左右を
見ても何処にもいないのです。
「神隠し?」「それとも天使?」
とか思いながらも駐車場をあとにしました。
お家に帰って、そのことをいぬかい五郎に伝えると、
「それは神様。」
と、ファイナルアンサーをいただきました…。
まあ、ただ歩道に歩いて行った男性を自分が見落とした
だけかもしれませんし、殊更にアンビリーバブル体験と
言うのは盛り過ぎの様に思えますが…
何か不思議な真昼の出来事だったなあ、と。
後日、なんかオチ的なことがおこるかと思ってましたが、
なーんっもありませんでした。
家族が元気に過ごせているのが「オチ」なのかもしれません。
それじゃ股!!