Rain dog 日々徒然 風に吹かれて気の向くままに

日々感じたことをつらつら書き綴っていきたい。音楽、植物を中心に。

しきび(しきみ)とシーボルト

2013-09-22 07:41:21 | 自然
昨日よく見慣れた葉の木に可憐な花が。木に詳しい方に伺うとしきみだそうな。うちの方ではしきびと呼ばれている。

名前が分かったのでネットを繰ると、中にシーボルトの名を見つけた〓。

シーボルトは医者としてよく知られているが、植物採集もよくしたと最近あちこちで目にしてはいたが。

今日検索した中では更に過激に実はスパイだったかの様に書かれていた。

シーボルトが蘭学者達に職業を聞かれて、「内情探索官」と答えた、と渡辺崋山は書き留めているそうだ。
そのシーボルトはしきみにreligiosum(宗教的な)の語を含む学名をつけたそうだ。日本で仏事に使われるからだろうか。
リンネもしきみに別の学名をつけて、今はリンネ版が優勢らしい。

ひょんな所でひょんな事を発見して今日は面白い日だった。

※シーボルトは日本女性との間に一女をもうけて、その娘「楠本イネ」は長じて日本で初の女医になったはずだ。




ジブリ映画「風立ちぬ」

2013-09-22 06:46:16 | 音楽
美しい朝焼けの空に一寸の狂いなく編成された、美しさに息を飲む様な飛行機の隊列が現れる。 暫くして下方から砲撃が始まる。 その隊列は次々撃ち落とされていく。ゲームさらがらそれはあっという間だ。五分もかかっただろうか。 飛行機に載っていた兵士達の母親達には決して見せられない、とっさに私はそう思ったのだが、「風立ちぬ」でのカプローニとの最後の場面はこの実写の映像をまざまざと思い出させた。

バレンボイム、イスラエルでワグナー演奏

2013-09-21 12:49:42 | 音楽
バレンボイムはイスラエルでの演奏の最後、アンコールでワグナーを演奏するに当たって聴衆にヘブライ語で30分に渡り説得したという事だ。

イスラエルの公用語はヘブライ語だったかな?

この間読んだ本の中に東欧のユダヤ社会では宗教の話の時は当然ヘブライ語で、その本の主人公はイタリア育ちで、ヘブライ語の素養はないが、云々というのが出てきて、ユダヤ教においては基本ヘブライ語なのだなぁと改めて再認識した所だった。

バレンボイムについてネットを繰る中でヘブライ語で説得、と読んで又々あぁ、やっぱりヘブライ語、と非常に印象に残った。

『恋はあせらず』by フィル・コリンズ

2013-09-16 15:16:59 | 音楽
昨日からこの曲が流れ、軽快でやっぱりいいなぁと画面に目を凝らすと右下に小さくフィル・コリンズの文字が。キーも高くてっきりダイアナ・ロスだと思ったのに。

フィル・コリンズのカヴァーという事も驚きで早速検索、すぐこの楽曲にヒット。

80年代ビデオなるものがこの世に誕生、ビデオ屋さんも林立し、出不精の私も足繁く通っていた頃、いつもいつもフィル・コリンズの顔だけのモノクロのポスターが掲示されていた。よくよく見ればキューピーさんのようで可愛くもあるのだが、目もぎょろりと大きく何せ真っ黒の背景に顔だけが浮いている写真なので私はいつも怖さを感じながらそのポスターの前を足早に通り抜けたのだ。フィルがソロとして独立した時のCDのジャケットだったのだろうか。

そんなこんなでフィル・コリンズ、顔と名前は深く私の中に刻まれたが聴いた事はほとんどなかった。