PC内の写真を整理していたら、ふと「サハリンを訪れた時」の写真を見つけ、ついつい眺めてしまいました。
サハリンはまさにロシアの一部ですが、戦前は日本の一部でもあり、ユジノサハリンスクは豊原と呼ばれていたそうです。そういえば、今は亡き祖父に「ユジノサハリンスクへ行ってきた。昔の豊原というところだ。」と話したところ、「ああ、豊原な」と反応したことをよく覚えています。
確かガイド(今はわかりませんが当時はガイドがいないと外国人が私的な旅行をすることができませんでした)に、なんでこんな島に来たのと聞かれたと記憶していますが、「昔日本だった場所を見てみたかった」というのが理由です。実際に電車に乗って一晩かけて、昔の国境線へも行ってきました。鹿島建設だったと思いますが、慰霊碑のようなものがあったと思います。また、北海道よりはるかに北似合って日照が短いせいなのか、あるいは土地がやせているせいなのか、木が細く、よく昔の人はこのあたりに住んでいたなと思ったものです。
現在整理中なので、また写真をアップしたいと思いますが、現在も日本人がそれなりに住んでいることに驚きました。また、領事館もありますし、当時は北海道銀行の駐在員もいたような気がします。資源関係のプラント会社や商社の駐在員もいたようで、いろいろ言っても北海道のすぐ近くにあるので日本とのつながりがそれなりにあり、本当に近くて遠い国だと思いました。
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