昼から、自転車でトレーニングに行ってきた。
1時間くらいのかるい気持で出かけたので、水は500mlのペットボトルに1本だけ。
水太りのでぶちんには、水が燃料なので、これが切れると動けなくなるのだが、まあ、そこは軽い気持で出かけた。
広く新しい道が、市境界の山脈の峠まで続いている。
一番軽いギアでゆっくり確実に高度を稼いでいく。
予想よりも30分ほど遅れて峠に到着。 水は残り200cc。
ここから引き返せば、オール下りで20分くらいで帰り着けるが、峠から稜線を縫って走る林道を走っても帰れる。
峠に着いた達成感から、つい楽しくなって上の林道を通って帰ることにした。
これが間違い。
峠からすぐに登りが始まり、もう足がへろへろでこげない。
体の水分もかなり出て行ったしまったようで、急に体から力が抜け始める。
でも、早く帰りたいから頑張っていると、道ばたに山イチゴ(一般的には野いちごだが、私は子供の時からこの呼び方)を発見。
見つけるたびに自転車を止めて栄養補給。
甘酸っぱい味が少しだけ体を元気にしてくれる。
登りはすべて歩いて、下りだけ自転車に乗るのを繰り返しながら進んでいくと、ついに体の水分が限界値に近くなったようで、出る汗の量が減ってきて、手足に少ししびれが出始めた。
しかたなく、残りの水を飲む。 あと100cc。
水太り野郎にとって、水を飲み干した時のあの空虚な感覚は恐怖感でもある。 なんとしても最後の100ccを飲むわけにはいかない。 最後の最後の下りに入るまで、飲めない。
体をだましながら歩いていくと、ついに道ばたに山水(一般的にはわき水かな)を発見。
一気に1リットルを飲み干す。 もちろんさっきの残りの100ccも飲んだ。 さらにペットボトルに満タンにしておく。
その後、20分ほど歩いたところで、とうとう最後の下り、標高差400mの下りがやってきた。
あとは、汗が冷えて寒くなるのを感じながら、家まで一気に下っていった。
結局3時間半かかった。
山イチゴといい、山水といい、野山に助けられたなあと思った。
感謝 感謝
1時間くらいのかるい気持で出かけたので、水は500mlのペットボトルに1本だけ。
水太りのでぶちんには、水が燃料なので、これが切れると動けなくなるのだが、まあ、そこは軽い気持で出かけた。
広く新しい道が、市境界の山脈の峠まで続いている。
一番軽いギアでゆっくり確実に高度を稼いでいく。
予想よりも30分ほど遅れて峠に到着。 水は残り200cc。
ここから引き返せば、オール下りで20分くらいで帰り着けるが、峠から稜線を縫って走る林道を走っても帰れる。
峠に着いた達成感から、つい楽しくなって上の林道を通って帰ることにした。
これが間違い。
峠からすぐに登りが始まり、もう足がへろへろでこげない。
体の水分もかなり出て行ったしまったようで、急に体から力が抜け始める。
でも、早く帰りたいから頑張っていると、道ばたに山イチゴ(一般的には野いちごだが、私は子供の時からこの呼び方)を発見。
見つけるたびに自転車を止めて栄養補給。
甘酸っぱい味が少しだけ体を元気にしてくれる。
登りはすべて歩いて、下りだけ自転車に乗るのを繰り返しながら進んでいくと、ついに体の水分が限界値に近くなったようで、出る汗の量が減ってきて、手足に少ししびれが出始めた。
しかたなく、残りの水を飲む。 あと100cc。
水太り野郎にとって、水を飲み干した時のあの空虚な感覚は恐怖感でもある。 なんとしても最後の100ccを飲むわけにはいかない。 最後の最後の下りに入るまで、飲めない。
体をだましながら歩いていくと、ついに道ばたに山水(一般的にはわき水かな)を発見。
一気に1リットルを飲み干す。 もちろんさっきの残りの100ccも飲んだ。 さらにペットボトルに満タンにしておく。
その後、20分ほど歩いたところで、とうとう最後の下り、標高差400mの下りがやってきた。
あとは、汗が冷えて寒くなるのを感じながら、家まで一気に下っていった。
結局3時間半かかった。
山イチゴといい、山水といい、野山に助けられたなあと思った。
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