[2021年2月17日 更新]
2月15日の夜、都立高校一般入試の最終応募倍率が発表された。
都教育委員会のサイトより、進学研究会のサイトの方が見やすい。
詳しく見たければここを参照するとよかろう。
<普通科>
<その他>
倍率は出たが、キミたちがやるべきことは変わらない。
決まった数字を振り返るのではなく、2月21日の入試に向けてできることを進めよう。
◆全入の確定した都立高校
募集人員より応募者が少なければ、受験した全員が合格する(全入と言う)
すでに男女とも全入が確定した学校は以下の通り。
<普通科>
大森
蒲田
深沢
高島
田柄
光丘
青井
足立東
篠崎
多摩
武蔵村山
羽村
<単位制>
美原
板橋有徳
大泉桜
<専門学科>
芝商業
江東商業
第一商業
第三商業
第四商業
葛飾商業
大田桜台
蔵前工業
墨田工業
総合工科
杉並工業
荒川工業
北豊島工業
足立工業
葛西工業
町田工業
田無工業
中野工業
六郷工科
農産
農業
大島海洋国際
杉並総合
葛飾総合
若葉総合
普通科はまぁほぼ予想通り。下位校での全入が目立つ。
高島は意外。過去13年間では一度も応募時点での定員割れはない。
2011年度は女子の最終応募倍率が1.05倍ということがあった。この時は差し替え前倍率が0.98倍だった。すわ全入かと思われたがそうはならなかった。
大森、光丘は4年連続で全入確定。深沢、青井は2年連続で全入。
都立下位普通科の存続、ぜひ一考してほしい。光丘高校って本当に必要? 近くの田柄、練馬でまかなえないか。練馬工業高校も近いぞ。
忍岡は普通科は全入だが、生活科学科は1.12倍となっている。
商業は圧倒的な不人気。
第五商業と千早以外は全入である。
大田桜台と千早の差は間違いなく立地だろうね。
代官山・渋谷駅から歩いていける第一商業。千早みたいに校名から"商業"を外し、ビジネスコミュニケーション科として再出発したら絶対に受験生集まるのに。
「商業高校」や「工業高校」という名を嫌悪する者は少なくない。
商業・工業高校=卒業後就職というイメージが保護者にあるんだろうね。
第一商業は大学に行くならかなりお薦めの高校。
底辺の普通科に行くより万倍いい。
<過去記事:商業高校から確実にGMARCH合格~指定校推薦~>
世田谷総合と葛飾総合は定員より1名ずつ応募者が多い。
だが両校とも、定員より2名多く合格者を出す。全入と見てよかろう。
新設の赤羽北桜は
保育栄養科 募集49名 応募67名(1.37倍)
調理学科 募集25名 応募49名(1.96倍)
介護福祉科 募集25名 応募35名(1.40倍)
そこそこの倍率が出た。募集数が少ないので数名の増減で倍率は大きく変わるね。
かなり積極的に説明会やウェブサイト更新をしてきた成果ではなかろうか。
◆全入の高校は危険
全入の高校に合格が決まっても手放しで喜べない。
キミがその学校のレベルにふさわしいかどうか、まだわからないからだ。
しかも全入であれば緊張感もなく受験をするだろう。一ついい経験をする機会を逃したと考えよ。
その上で、一日でも早く高校の予習をしておく。特に数学Ⅰはどんな都立高校でも1年生で学ぶのだから予習をしてマイナスは一切ない。大学に行くつもりならなおさら高校の成績は重要になる。
自分でテキストを買ってもいいし、スタディサプリ等を利用してもいい。
無料期間だけ利用すればタダで済む。
都立に入る! ツイッター 毎日役立つ情報。ミンナニナイショダヨ
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