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校長会調査から一般受検者はどのくらい減るのか

[2025年1月10日更新]
2025年度の都立高校志望予定調査(校長会調査)の結果が出たのは1/9(木)のblogで書いた通り。
皆が気になるのは、これからどのくらい数字が変動するかだろう。

今回、2024年度の校長会調査の志望予定者と一般入試の受験者数の差を見ていく。
調査対象は23区の普通科。

◆たいていは減る

 募集人員  志望予定者  一般受験 差  
豊島
316
750
527
223
新宿
316
717
610
107
城東
356
716
515
201
小岩
356
624
454
170
豊多摩
316
530
407
123
上野
316
525
450
75
三田
256
514
359
155
芦花
276
511
417
94
戸山
316
507
401
106
本所
237
506
371
135
石神井
276
506
333
173
北園
317
499
414
85
江戸川
317
499
410
89
駒場
316
498
429
69
板橋
277
485
336
149
武蔵丘
317
472
446
26
向丘
276
471
418
53
青山
277
471
412
59
文京
356
465
369
96
江北
316
454
361
93
鷺宮
276
450
342
108
西
316
434
368
66
日比谷
317
433
354
79
杉並
317
431
379
52
井草
277
422
364
58
竹早
222
402
296
106
竹台
234
393
276
117
深川
231
390
292
98
雪谷
277
380
338
42
葛飾野
317
380
338
42
目黒
237
379
304
75
広尾
197
378
284
94
高島
316
373
317
56
大崎
277
361
298
63
277
359
305
54
墨田川
316
358
302
56
小山台
316
349
316
33
小松川
317
348
308
40
国分寺
316
345
332
13
田園調布
216
344
279
65
足立
316
333
329
4
篠崎
278
320
261
59
日本橋
227
306
227
79
紅葉川
237
301
274
27
上水
236
296
258
38
桜町
316
280
250
30
南葛飾
204
275
217
58
練馬
237
269
249
20
淵江
227
269
225
44
千歳丘
277
263
273
-10
足立新田
265
247
235
12
足立東
182
221
161
60
美原
196
218
162
56
葛西南
238
196
190
6
八潮
196
193
155
38
足立西
196
193
173
20
大泉桜
196
190
167
23
松原
196
187
157
30
板橋有徳
196
173
171
2
翔陽
236
173
195
-22
飛鳥
213
172
169
3
青井
177
166
159
7
光丘
231
158
172
-14
忍岡
156
137
122
15
蒲田
133
131
79
52
深沢
182
125
112
13
大山
217
119
92
27
大森
197
86
63
23
田柄
158
66
110
-44
は一般入試が全入

12月に志望予定者が500名超の高校は、一般入試では100~200名減ると思っていいだろう。2024年度だと上野(75名減)と芦花(94名減)が例外なくらいか。

上野は以前から志願予定者が多く、減少幅が小さめ。
2023年度 志願予定者510名→一般受験427名 (83名減)
2022年度 志願予定者545名→一般受験481名 (64名減)
2021年度 志願予定者570名→一般受験478名 (92名減)

悪い学校ではないが、2017年度くらいから競争が厳しくなり入りづらくなった。
私は2021年度以降、豊島と上野は教え子には薦めていない。他にも都立の選択肢はたくさんある。

逆に12月での志願予定者が300名未満の不人気校は、一般入試でもそれほど受験者は減少しない。

◆2025年度 定員割れ予想
一般入試にて定員割れで全入(受験者全員が合格する)になりそうなのは以下。
後ろの数字は、2025年度の校長会調査の志願予定者数。
大森 69
田柄 80
青井 104
大山 107
深沢 132
蒲田 135
葛西南 139
光丘 143
八潮 156
淵江 159
ワーストの大森は8年連続での全入、田柄は7年連続での全入、大山は4年連続での全入、が堅い
2020~2022と2023年度が全入の青井も、今年また全入だろう。
2020~2022と2024年度が全入の深沢も同じ。
田柄、大山、青井、深沢は分割後期募集もあり、前期募集(一般入試)はより上の都立を受けて、ダメなら分割後期でこれらの学校を受ける手もある。

大森は分割後期募集がないため、一般入試の募集人員が多い。
2024年度より1クラス減るが、それでも全入は堅い。

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