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都立高校のクラス数 学校ごとに差アリ

[2024年8月28日更新]
都立高校は学校ごとに定員が異なる。
同じ全日制普通科でも、校舎の大小や人気の有無で募集人員が異なるためだ。

2024年度のクラス数をまとめた。
複数学科のある高校は、クラス数を合計している。



クラス数最多は小岩と文京。
毎年9クラス募集するマンモス校だ。

進学指導重点校の日比谷、戸山、西は1学年8クラス、計24クラスなのは例年変わらない。
青山高校は教室の数の都合上、21クラスとなっている。もし1学年8クラスにできれば倍率も控えめになるのだが。

広尾(16クラス)、目黒(18クラス)も人が集まるのに募集人員が少ないので入試は激戦になる。

◆人気低迷校はクラスが減る
1学年5クラスの普通科は大森、美原、深沢、田柄、大泉桜、板橋有徳、足立西、足立東、青井。

14年前、2010年度の各校の募集人員は
大森 237(6クラス)
足立西 236(6クラス)
美原 236(6クラス)
大泉桜 236(6クラス)
板橋有徳 236(6クラス)
だったので、減少した形だ。

クラスを減らした後も不人気は続いている。2024年度一般入試で実倍率が1.1倍を超えたのは足立東(1.32倍)だけ大森、深沢、田柄は定員割れだった。

大森は165名定員で63名しか一般入試受験者がいない。むろん全員が合格した。

志望校を選ぶ際、倍率だけでなくクラス数・生徒数も見た方がいい。

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