[2020年3月24日 更新]
今回は都立高校の受験資格についてお伝えする。
「東京都に住んでたら受けられるんでしょ?」と軽く考えてはいけない。
分かりやすく説明していく。
なお、以下内容は2020年度入試のものなので、変更の可能性はある。
(2018年度、2019年度入試からは変わっていない)
◆父母両方と一緒に都内に住んでいなければアウト
全日制の都立高校への応募条件は、
・都内に保護者と同居すること
・入学後も引き続き、都内から通学することが確実であること
※保護者とは、本人に対し親権を行う者であって、原則として父母
つまり両親が離婚していなければ、両親と一緒に都内に住んでいなければダメということ。
例えば、
・父親は仕事で単身赴任のため北海道にいる
・母親とキミは都内に住んでいる
→都立高校は受験できない
ただし、
・介護、病気療養のために父親が都外にいる
・母親とキミは都内に住んでいる
→都立高校を受験可能
父母が逆でもいい。
住民票だけ移して、実際は千葉や神奈川県などに住みながら都立高校を受ける。
そういったルール破りをさせないためだろうね。
中学を卒業後、都外へ引っ越すことが決まっている場合は、引っ越し先の道府県公立高校に応募することは可能。都立高校は受験できない。
◆定時制はゆるい
定時制の都立高校へは、志願者が都内に住所又は勤務先があれば応募できる。
全日制に比べれば応募条件がゆるい。
成人が入学することも多いからだろう。
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