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【旧6学区】過去6年 募集人員の変遷

[2020年10月28日 更新]
都立高校の募集人員と、一般入試の実倍率の変化にはどのくらい関係があるのか。
今回は旧第6学区を検証する。

◆セオリー通り


これに合わせて2016→2020年度、男女別の一般入試実倍率を見ていく。
青字は昨年度より1クラス募集数が増えた年。赤字はその逆、1クラス減った年だ。
城東
男子 1.53→1.431.721.651.70
女子 1.36→1.501.691.591.68

定員増の年は男子が倍率下降したものの、女子は倍率上昇している。
募集人員が16名増えたが、受験者数は165名から206名と大幅な増加。
2018年度も女子受験者211名とほぼ同数ながら、募集数は14名減ったので1.69という城東高校にとっては高倍率になってしまった。2010年度以降では女子の最高倍率である。

江戸川
男子 1.74→1.68→1.451.81→1.79
女子 1.61→1.65→1.441.56→1.73
男女とも定員増→倍率下降、定員減→倍率上昇。分かりやすい。2018年度は募集人員357名、この年の都立募集クラス数は9と江戸川高校が最多であった。
過去10年で江戸川高校の実倍率が最も低かったのは2011年度の1.16倍。この年は募集人員277名とこの10年間で最も少ないのにも関わらずだ。

男子 1.92→1.52→1.62→1.75→1.53
女子 1.68→1.50→1.74→1.97→1.43
東高校も分かりやすい。
定員増→倍率下降、定員減→倍率上昇だ。

◆結論。定員減の年は一般入試実倍率UP
旧1~6学区の倍率の変遷をピックアップして見てきた。
例外はあるものの、おおむね募集クラス数を減らした年は、実倍率が上がる傾向にある。

<2021年度入試 募集学級減>
※23区の普通科のみ
千歳丘高校
杉並高校
練馬高校
青井高校
足立新田高校
淵江高校
葛飾野高校
飛鳥高校
美原高校
墨田川高校

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