[2020年10月23日 更新]
引き続き都立高校の募集人員と一般入試実倍率の関係を追っていく。
ここまではおおむね、募集定員減 → 実倍率アップ という傾向がみられた。
旧第4学区はいかがだろうか。
◆向丘二変化アリ
2016→2020年度の一般入試実倍率を見ていく。
青字は昨年度より1クラス募集数が増えた年。赤字はその逆、1クラス減った年だ。
竹早
男子 1.42→1.76→1.59→1.17→1.51
女子 1.87→2.15→1.80→1.38→1.91
向丘
男子 1.81→1.92→1.85→1.79→1.45
女子 1.83→1.88→1.73→1.71→1.75
1クラス募集人員が増えた年は実倍率は下がる。これは分かりやすい。
1クラス減った時もその傾向は強い。
特に 1クラス増→1クラス減と連続した年はそれが分かりやすいだろう。
と思ったら向丘は例外。2019年度は1クラス増の翌年に1クラス減。でも実倍率はわずかだが下がった。
もともと向丘は倍率が高く、特に女子は2011年度の実倍率1.44倍以降、1.5倍を下回ることはなかった。(男子は2014年度に1.47倍、2020年度に1.45倍)
前々回の広尾高校と同様、山手線内という好立地のせいもあり倍率は高くなってしまう。
◆実は高島高校、倍率急騰
地味だが、2017年度の高島高校は、定員減のせいもあろうが男子1.60倍、女子1.72倍と2010~2020年度入試で最高倍率を記録している。1.5倍超えは2017年度しか起こっていない。
◆定員減で倍率は上がる
必ずではないが傾向はやはりあった。
募集人員が減ると、実倍率はアップするということ。
とはいえ、増える不合格者数は男女それぞれ10~20名程度。キミ自身がボーダーラインのギリギリにいなければいいだけだ。
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