4回目の今回は、旧4学区の過去4年間の推薦入試の実倍率と傾向についてを語る。
2016年度入試~今年の2019年度入試までの数値だ。
◆陰りが見える上位校
人気校の代名詞ともいえた文京、北園、向丘高校の倍率が下がっている。
男女とも、過去4年間で今春2019年度入試が最低倍率だった。
竹早の倍率凋落には驚いた。
特に女子は安全志向がより強まったようだ。
レベルをやや下げた学校だと豊多摩、ちょっと上げた学校だと青山、小山台に志望者は移っている。
では来年はどうなるのだろう。
おそらく来年、旧4学区の倍率は上がる。
特に男子。竹早高校、北園高校、豊島高校の倍率は低かったので反動が出るのは必至だ。
今春の倍率を見て「ひょっとしたらイケるんじゃね?」と思った受験生が集まるからだ。いわゆる隔年現象である。
文京高校の男子も低かった。逆に同じようなレベルの上野高校はやや上昇した。
よって来年度は文京高校男子が上昇し、上野高校男子は下がるとみている。学校自体に大きな変革はなかった。いい意味でもよくない意味でも。
女子は竹早高校、文京高校の倍率がまず上がるでしょう。
特に竹早は低すぎだ。
今年のように逆転合格は難しい。
向丘も下がってはいるが、また盛り返すのかもしれないね。
しかし、長年この高校を見ているが、人気の理由がまったく理解できない。
「制服がかわいい」以外に他校と比べていいところがあったら、ぜひ教えてほしい。私は一個も見つからなかった。
お願いします。
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