[2020年2月9日 更新]
日曜はブログ更新しないと言いつつも、今日は更新する。
知っておきたい方もいるだろうからね。
◆過去3年間の欠席率をまとめた
2017~2019年度、都立高校一般入試の欠席率を一覧にした。
赤字は20%以上、オレンジは15%以上20%未満。
(2018年度の雪谷は14.96…%なのでオレンジではない)
赤字は日比谷高校だけ。しかも毎年だ。
いつも通り旧1~6学区(区部)の普通科のみ公開する。今日は男子の入試当日の欠席率について。女子は明日公開する。
旧7~10学区(多摩地域)もまとめたが、このブログ読者ではニーズが少ないと思うので今回はカットした。
区部全体だと、全日制普通科の欠席率は毎年8%前後。2019年度は7.9%だった。
多摩地域だけだと毎年5%強。
離島を除いた多摩地域も含む全都の欠席率は7%前後になる。
◆欠席率が高い=私立第一志望
入試当日欠席する理由は何か。
・病気にかかって受験できないから
・他の国私立高校に入学することにしたから
・他の国私立高校に入学することにしたから
のどちらかだろう。
都立高校は”合格したら入学すること”が約束事になっている。
実は明文化はされていないのだが、中学校の先生からも「私立に行くなら、都立に出願していても受験してはダメ」と言われるだろう。
昨年度、日比谷高校で合格者21名が入学辞退したのは記憶に新しい。
募集人員より16名も多くの合格者を出したにもかかわらず、だ。
現在の制度では都立高校は補欠合格制度がない。よって入学者が定員以下の場合、2次募集を実施するルールになっている。
高校にとっては余計な手間でしかない。
閑話休題。
よって辞退率の高い高校は、他の国私立高校に行くことになった受験生が多いことが予想できる。
早慶付属やMARCH付属、筑駒・筑附など。
逆に言えば、そういった付属高校には行けないレベルの子が集まる都立高校は辞退率が低い。
◆所得も関係あり!?
昨年度の目黒、豊多摩、杉並は辞退率が15%を超えている。
そこまで学力レベルが高いわけでもないのになぜだろう。
旧4・5・6学区では過去3年間で欠席率10%超えは、中高一貫校を除くと竹早高校の1校しかない。
逆に旧1・2・3学区では過去3年で欠席率10%超えをしていない高校の方が少ない。
失礼な言い方で恐縮だが、田柄や深沢ですら10%超えている。
明日お見せするが、女子はもっと分かりやすい。
旧4・5・6学区は欠席率3%以下がほとんどだからね。
以下は私の予想。
受験生家庭の所得が高く、私立高校に行く選択肢を選びやすいから。
目黒高校受験を考える地域なら、國學院高校や明治学院高校を受ける子も多いだろう。
どちらかに受かった=目黒高校は欠席
というケースが想像される。一概には言えず、あくまで予想だがね。
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