[2023年1月23日 更新]
2023年度の都立推薦の倍率が発表された。
今回はその数字を見ていこう。
単位制を除く、全日制普通科の応募倍率は
区部男子 2.68
区部女子 3.48
多摩男子 2.51
多摩女子 2.83
例年通り、男子より女子が高い。多摩より区部が高い。
旧学区ごとの倍率は以下の通り。
男子
旧1学区(千代田区、港区、品川区、大田区) 2.53
旧2学区(新宿区、渋谷区、目黒区、世田谷区) 2.48
旧3学区(中野区、杉並区、練馬区) 2.59
旧4学区(文京区、豊島区、板橋区、北区) 2.58
旧5学区(中央区、台東区、荒川区、足立区) 2.65
旧6学区(墨田区、江東区、葛飾区、江戸川区) 3.04
女子
旧1学区(千代田区、港区、品川区、大田区) 3.47
旧2学区(新宿区、渋谷区、目黒区、世田谷区) 3.60
旧3学区(中野区、杉並区、練馬区) 3.66
旧4学区(文京区、豊島区、板橋区、北区) 3.59
旧5学区(中央区、台東区、荒川区、足立区) 2.89
旧6学区(墨田区、江東区、葛飾区、江戸川区) 3.58
女子の方が都心志向が強い。
いつものことである。
<過去記事:都立高校受験 学区とは何か>
続いて、区部のトップ10を紹介する。
男子高倍率
小岩 4.86
鷺宮 4.86
雪谷 4.28
城東 4.18
広尾 3.80
深川 3.75
江北 3.73
足立 3.64
石神井 3.61
高島 3.61
男子応募者が多い
小岩 180
城東 138
鷺宮 136
雪谷 124
江北 123
石神井 119
高島 119
葛飾野 116
江戸川 113
豊島 109
男子は小岩がトップ。
倍率、応募数トップ10どちらにも進学指導重点校はない。
女子高倍率
鷺宮 6.42
西 5.80
小岩 5.32
広尾 5.00
城東 4.97
竹台 4.88
青山 4.62
戸山 4.50
竹早 4.48
豊島 4.43
女子応募者が多い
小岩 181
西 174
鷺宮 167
江戸川 150
城東 149
文京 137
戸山 135
豊島 133
小山台 124
駒場 122
倍率は、男子では2位の鷺宮が女子トップ。
応募数では男子同様に小岩がトップ。
西、戸山、青山の進学指導重点校がトップ10に入っている。ここは男子と違うね。女子は男子よりも私立トップ校の選択肢が少ないから。
◆八王子東が低倍率
注目すべきは八王子東。
多摩の進学指導重点校、応募倍率は
男子
八王子東 1.09
立川 2.96
国立 2.85
女子
八王子東 2.10
立川 4.08
国立 3.83
なお立川高校の創造理数科は1.50倍。4人しか落ちない。
ご覧の通り、八王子東の男子倍率が超低迷。旧7学区でいちばん低い。
33名の定員に36名の応募。3名しか落ちない計算になる。
2018~2022年度の男子倍率は
2.22→1.58→1.53→2.72→2.22
もちろん7つの進学指導重点校では最低である。
一般入試でまさか定員割れはないだろうが、昨今の墨田川高校の低迷っぷりに似ているよう感じている。東京都の端に位置し、同グループ内での人気が最低である点が共通している。
※新宿、墨田川、国分寺は進学重視型単位制都立高校
都立に入る! Twitter そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。