とある寺院の日記。苦労もあれば夢もあります。ごくごくフツウの毎日ですが・・・。
tera日記
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応量器(おうりょうき)③
応量器には、もう一つ違った使い方があります。托鉢(たくはつ)と呼んで、各家を回ったり街中に出て、喜捨を願う時に、この応量器の一番大きな頭鉢を使うのです。
写真は、実際に左手三指で支えて、市中で喜捨を受けた様子を復元したものです。僧堂では実際にこの器で、お粥やご飯を食べるのですから、丁寧に扱います。最近は小銭を戴くことが多いので、中にふきんをしっかりと入れておきます。
一般寺院では、托鉢はほとんど行うことはありませんが、昨年暮れから春先にかけて、中越地震・スマトラ沖津波被害義援金勧募のために、組合寺院の青年僧の皆さんで久しぶりに繁華街を回りました。しかし、このときは応量器は使わずに、募金箱を用意しました。本物使用は、やはり慣れないと大変です。
写真は、実際に左手三指で支えて、市中で喜捨を受けた様子を復元したものです。僧堂では実際にこの器で、お粥やご飯を食べるのですから、丁寧に扱います。最近は小銭を戴くことが多いので、中にふきんをしっかりと入れておきます。
一般寺院では、托鉢はほとんど行うことはありませんが、昨年暮れから春先にかけて、中越地震・スマトラ沖津波被害義援金勧募のために、組合寺院の青年僧の皆さんで久しぶりに繁華街を回りました。しかし、このときは応量器は使わずに、募金箱を用意しました。本物使用は、やはり慣れないと大変です。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
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写真を見て中に布巾がしいてあるので納得ができました
今では、すっかり浄財を頂くものに定着していますが、田舎では、豆(味噌作り)托鉢、大根(漬物用)托鉢と用途を決めて実施していた時期もありました。今では・・・・・ 賢
よく、終わったあと、お湯で洗った記憶があります。
昔は、うちの地区でも、麦托鉢というので、リヤカーを押しながら着いて行ったことを覚えています。
そちらでは、豆・大根などもあったのですね。
タイの田舎に滞在したことがありますが、早朝、村の人たちがご飯やおかずを用意して、托鉢に来たお坊さんに差し上げていました。托鉢というと、それを思い出します。あちらでは、その日に食べる分をそれでまかなうことになっているので、応量器よりももっと大きな器です。
金銭的な喜捨を願う場合も托鉢と呼ぶことも知りませんでした。う~ん、日々是勉強。
そして、それが在家の方に喜捨の善行を積ませる修行として重んじられているようですね。
私達も、托鉢として財的な布施をいただくのですが、私達からは托鉢に歩き、喜捨の場を与えるということで、法的(精神的)な布施をさせていただいていることになり、そのスタンスは守るように教えられています。
戴いたときのお唱えで「財法の二施の功徳が備わって幸あらんことを」という意味のことばを述べます。「有難う」なのではなくて「お幸せに」なのですね。