とある寺院の日記。苦労もあれば夢もあります。ごくごくフツウの毎日ですが・・・。
tera日記
北九州紀行④~進化する地方都市~
JRが誇る「新幹線500系」です。この夏から700系の新型が運行開始しましたが、私はこの500系の流線型が好みです。新型は、最高速度は変わらずに十数分の短縮をしているのですが、理由はカーブワークの進歩だそうです。技術開発によって、カーブを減速せずに高速通過できるようになったためなのだそうです。
新横浜~小倉は700系の最短で4時間15分です。開通当初の30年ほど前は6時間もかかっていただけに速くなったものです。
そして、小倉の市内を結ぶモノレールは駅構内に直結するようになりました。
小倉駅上部から見たモノレール線です。
連絡通路が二階でつながったため、駅前名物の小倉祇園太鼓の銅像は、二階通路に引っ越されていました。
紫川沿いの公共施設や、小倉城周辺は情緒を残しながら近代的に整備されてきています。
ところで、北九州にはもう一つ別の拠点ができつつあります。それは、昨年開港した北九州空港周辺です。高速道路も開通しアクセスも良くなっています。道元禅師が上陸したと言われるこの苅田(かんだ)港付近は大規模な埋め立て工事が進み、大企業の誘致も盛んのようです。周囲の町が町村合併されていく中で、この苅田町は、豊富な財政を背景に独自の路線を歩み始めているようです。
開発が進む苅田港付近。この用地には、日産自動車の工場が出来るということです。近くには以前よりトヨタ自動車の工場があることより、近くを走る日豊本線にかけて、「新日豊戦」と呼ぶのだそうな・・・。
・・・と、進化する一面はありますが、交通の進歩は地方都市の通過型、一時停止型化の助長にもなり、日本のほとんどの主要地方都市への日帰りが可能になっています。そのための過疎過密の二極化に拍車がかかり、地方がさびれる原因にもなっているわけです。
小倉駅前の(写真左のビル)そごうデパートは経営の悪化から、伊勢丹に経営権が移っています。町の賑わいも半減しているとか・・・。
なかなか難しいところですね。
ところで、この度、どうしても名物の「焼きうどん」(小倉が発祥の地)を食べたくて、休暇の時間に探して歩きました。苦労しましたけれど何とか探して、名物の「めだま」(焼きうどんに目玉焼きをのせたもの)を食べました。流石に伝統の味のような感じがして美味しかったです。栄町食堂街という狭い路地にある「だるま食堂」です。
ところが、このお店、地元の人にもあまり知られていないのです。存続が心配です。
今回の旅で、時代の流れによる繁栄と変遷を各所で見たように思いました。人々の逞しい生活の息吹もそうですが、そこに寄り添う各寺院僧侶の布教教化の姿です。
勉強させていただきました。(完)
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先生は、鉄道○タクだったのでしょうか??新幹線って、かっこいいですが、写真に納めるのは、難しいですよね。まず、とにかく速いからブレル・・・。車体が長いから、最後尾まで入らない・・・。だからって前から写したのでは、首だけ~みたいな写真になるし、だいたい乗車位置以外で写すと危ないから怒られそうになるし・・・。500系は全面の光反射もすごいし・・・。
確かに私は電車が好きかも知れません。調べてみたら、かなり電車の記事、多いですね。
ついでにカテゴリーにしてみました。「交通機関」です。過去の記事ですが、ご覧ください。
500系を同じように書いていたことを忘れていました。私はあの流線型の1号車が好きです。半分以上が斜めに傾斜しているのです。そして、チューブのように丸まったボディーもカッコイイ!!
写真は苦労しますね。私の撮り方は、乗車号車の位置に早めに行って先頭に並んで、進入する距離をはかりながらシャッターチャンスを待ちます。
上海のリニアの時は、大きくて速くて大変でした。
富士山と電車の時は、かなり待ちました。
何となく、自然の風景と、動く電車とのコントラストが魅力的なのです。