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出雲駅伝2011 展望・箱根駅伝2012その2

出雲駅伝まで2週間となりました。昨日、エントリーが終了しました。まだ情報はわかりませんが、どのような陣容なのでしょうか。このエントリーで、今季のチーム力、夏合宿を経ての各選手の調整状況がわかります。

出雲駅伝と全日本の違いについて考えますと、

① 距離の違い。   出雲は5kmから10km。全日本は10kmから15km中心。

② 参加校の違い。  出雲は箱根駅伝の10位以内校中心。他の地区も昨年12月頃の大会の代表校(ただし、中国四国地区は6月に選考会あり)。 全日本は、シード校以外は6~9月に予選会を行う。出雲に比べて関東校の枠が少なく全国大会の意味合いが強い。

③ 区間数の違い。  出雲は6区間。全日本は8区間。

といった違いがあります。そして、出雲の約一週間後に箱根駅伝の予選会があるので、予選会に出る学校は、出雲への出場を回避したい意向があります。そのために関東陸連では予選会に出る必要のない学校を出雲に推薦している訳です。ところが、前回の出雲の上位3校がシードになるのですが、箱根で10位以下になったときは、出雲には2軍で臨むか、出場を辞退するという事態が生ずるわけです。

ですので、出雲駅伝は、昨年度の箱根のベスト10校による関東校決戦の性格が強いのです。そのため、今年入った一年生の戦力や卒業した四年生の抜けた影響などが未知数。しかも、箱根の成績は平均20kmを駆ける長丁場だが、出雲は短距離超高速レースだけに、その時点での実力校の頂上決戦とは言えません。つまり、ロード向きの昨年のチームの上位学校による、今年のトラック型新戦力による争いの大会なのです。

また、常連の上位校の今年のチーム力を占うこと、特にスピード力を試すには重要な大会なのです。

ここ数年の結果を見ると、ダニエルのいた日大のように、一万メートルを27分台で走る大砲型選手がいると、6区逆転優勝のケースが多い。または、昨年の早稲田のように、スピードランナーを揃えて切れ間が無いような先行逃げ切り型の優勝のケースもあります。さらには、誰もが金太郎飴のように層の厚い駒大のように、戦力が落ちそうな4区5区あたりでアドバンテージをとって追い切るケースもあります。

今年はどうやら、上の3っつのケースのうち、後半2つのマシンガンタイプの争いのように思います。筆頭は、昨年優勝の早稲田。そして、スーパールーキー村山が入り総合力がアップした駒沢。また、準大砲型、村沢・早川のいる東海や、鎧坂のいる明治あたりか゛どれほど強化されているかも見ものです。
さらには、上位校の東洋・日体大の調整ぶり、6月の全日本の予選で成績の良かった青山学院などの活躍ぶりが楽しみです。

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