とある寺院の日記。苦労もあれば夢もあります。ごくごくフツウの毎日ですが・・・。
tera日記
慕古の旅②~古天童~
天童寺の山中、少し奥に入ったところに、「古天童(こてんどう)」と呼ばれている昔の開創当時の天童寺跡があります。この堂宇を管理している僧も詰めています。途中には歴代の住職の墓塔所があります。
竹林の中の小道を歩くことおよそ15分。風情があってとてもいいところです。冒頭の写真は、途中の竹林の向こうに広がるお茶畑を撮ったものです。
道の脇に、「すみれ」らしき花。そして、私の頭陀袋には、チョウチョが止まったのです。見たこともないめずらしい蝶です。のどかですよ~。私達以外に訪れる人はありませんでした。このような林が続くのです。
古天童、山門です。あちらの寺院の山門はこのような形式が多いです。中央上に「堂天古」と、右から読むような文字が見えます。境内は、手狭です。天童寺が多くの僧をかかえるようになり、大伽藍建造のため、現在の地に移ったことがよく理解できます。道元禅師の頃にはすでに、現在の地に移っていたようですが、禅師もここを訪れたゆかりの場所とも言われています。
途中の、「東谷塔林」という、開山歴住の墓所には、ところ狭しと、ぎっしりと塔が並んでいます。
上の写真は如浄禅師の塔です。「宋長翁如浄禅師之塔」と書かれています。裏には、「・・・法嗣日僧道元為日本国曹洞宗開山之祖。・・・」とあります。
如浄禅師の塔前で読経するメンバー。はるばるここまで来たなと実感しました。因みに、この右並び先には、天童寺中興、中国曹洞宗の一時代を築いた「宏智正覚(わんししょうがく)禅師」の塔がありました。ずっしりと歴史の重さを感じました。
竹林の中の小道を歩くことおよそ15分。風情があってとてもいいところです。冒頭の写真は、途中の竹林の向こうに広がるお茶畑を撮ったものです。
道の脇に、「すみれ」らしき花。そして、私の頭陀袋には、チョウチョが止まったのです。見たこともないめずらしい蝶です。のどかですよ~。私達以外に訪れる人はありませんでした。このような林が続くのです。
古天童、山門です。あちらの寺院の山門はこのような形式が多いです。中央上に「堂天古」と、右から読むような文字が見えます。境内は、手狭です。天童寺が多くの僧をかかえるようになり、大伽藍建造のため、現在の地に移ったことがよく理解できます。道元禅師の頃にはすでに、現在の地に移っていたようですが、禅師もここを訪れたゆかりの場所とも言われています。
途中の、「東谷塔林」という、開山歴住の墓所には、ところ狭しと、ぎっしりと塔が並んでいます。
上の写真は如浄禅師の塔です。「宋長翁如浄禅師之塔」と書かれています。裏には、「・・・法嗣日僧道元為日本国曹洞宗開山之祖。・・・」とあります。
如浄禅師の塔前で読経するメンバー。はるばるここまで来たなと実感しました。因みに、この右並び先には、天童寺中興、中国曹洞宗の一時代を築いた「宏智正覚(わんししょうがく)禅師」の塔がありました。ずっしりと歴史の重さを感じました。
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )
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如浄禅師、道元様そして寂円様がいらした場所。
いつかわたしも行くことができたらと思いつつ、続きを楽しみにしております。
先生!続きを楽しみにしておりますよ!
そして、中国での美味しいレポも楽しみに待ってま~す
今日は積雪20センチ、春の淡雪とは言え、冬に逆戻り、寒~い!!
②本当に楽しませて頂きました。謝謝
単純な私はすぐに行きたくなってしまいます。さすがにすぐ!というわけにはいきませんが。
中華料理レポートも楽しみにしています。
(最初のころはパクパク食べていても、旅の途中で中華料理にちょっと疲れてくる・・・という経験、私もあります)
中華づけショックがまだ抜けませんが、回復したら、特集組みますぞ!
それにしても、文革は惜しいことでしたね。そうせざるを得なかった流れも含めても「中国」なのかも知れません。
益々のご活躍をお祈りします。
といっても、あちらは一般向けの参禅開放のようなことはやっていないようで、できるかどうかはわからないのですが・・・。
中華料理ルポ、もう少したってからチャレンジします。