ネットワーク坐禅会・その3 …家坐禅のすすめ・只すわる

ネットワーク坐禅会・その3　　　　　　　　　

                                                       …  家坐禅のすすめ・只すわる　…　

　ステイ・ホームが呼びかけられ、家庭内での過ごし方が、重要になってきました。ただ「ステイ・留まる」といっても、長期化すると生活習慣の見直しも必要になります。

　コロナとの戦争状態となり、世界中が一致団結して、この人類共通の「敵」に対抗するには、友好・協力の良い機会かと思います。報道では、様々な取り組みが紹介されるようになりました。それぞれの英知の発揮どきかも知れません。

　「家坐禅」は、かなり効果的かも知れません。

　そもそも家庭内は3密です。身体的な密状態は避けられません。だからこそ、大切なのは、前記事で書いた4番目の密、精神的な心の密への注意です。この密のポイントは、秘密を作らないで家族の一体感を保つこと。それには、それぞれの個性を尊重し、思いやる心の密接感が大切です。最も避けたいのは、他人の欠点が目立ちイライラしてしまう自分自身への4密目です。なかなかうまく説明できませんが、この精神コントロールには、坐禅が有効だと思います。

坐禅の基本は、

1.調身　身を正す。じっと黙って静止する時間をとること。

2.調息　呼吸を整えること。ゆっくり静かに大きく息をする。

3.調心　心を止める(非思量)。一旦、善悪・是非の思い量らいを棚上げする。

です。家庭内で、この条件が揃う場所と場面を見つけて、1分から始めてみましょう。家族同時のひとときも素敵ですね。