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世界卓球選手権

ドイツで行われている世界卓球で、女子が銅メダルを獲得しました。というよりは、残念ながら準決勝敗退となってしまいました。
 連日、予選リーグから決勝トーナメントへと熱戦が繰り広げられ、人気の福原愛選手の登場もあって、マイナースポーツの割には異例の完全テレビ中継。といっても録画編集版ですが、我が家のケーブルのJスポーツチャンネルは生放送をやっていて、ライブを楽しむことができました。

 昨日は、愛ちゃんが一勝して、金沢選手が二セット取った時は楽勝かと思いきや、怖いですねぇ・・・、あれよあれよと連取されての逆転負け。卓球ってすごい心理戦スポーツだということがわかりました。
 ルールもよく知らなかったのですが、この間のカーリング同様、奥が深くて面白いですね。
 11点先取制だったということも再認識。結構アッという間です。バレー・テニスなどと違って、一端リズムが狂うとダッーと取られてしまうし、逆転も可能。気迫と技と知恵と駆け引きと・・・、身震いするような手に汗握る展開になります。
 団体戦というのも面白いです。ルールが分からなかったのですが、調べてみると「スウェイスリング方式」というのだそうで、選手は三人。試合は三ゲーム先取の五ゲームマッチ。一ゲームは三セット先取のは五セットマッチ。
 すなわち、第一ゲームから連勝ならば三人で終わる。4、5ゲームになる時は、1番・2番の選手が再度行う。この時、はじめにやった選手と当たらないように、交差して行うのです。ここが面白いところ。

 試合前にコインで、「ABC」配列の方か「XYZ」配列の方かを決めて、順番に試合をしていきます。①A-X ②B-Y ③C-Z そして、決まらない時は、④A-Y ⑤B-Xという組み合わせで、XとYが入れ替わって行います。すなわち、Yは第2セットを戦ったあと1セットおいて、すぐ第4セットに登場するので少し不利になります。通常エースは、ABC型のときはAに置き、XYZ型の時はYに置きます。つまり、一番手と二番手でエースが分散して試合をして、決着が着かない時は四番手でエース対決となる訳です。ここで、イーブンとなったときに五番手は準エース対決で決着をつけることになります。昨日はここまで行きました。
ただし、作戦によっては必ずしもこのようなエース配置をしないときもあるようですが・・・。昨日は典型的なパターンだったようです。面白かったです。

 昨日の香港戦、日本はABC型で、Aに福原、Bに金沢、Cに福岡。香港はXに林、Yに帖、Zに柳。福原は林に勝ち、金沢は帖に逆転負け、福岡が柳に勝って、いよいよ第4ゲームで福原と帖のエース対決。ここでストレート負けはしたが、第1ゲームは接戦でスタートするも、後半、連続ポイントを許してリズムを崩してしまった。でも、実力差は無いと思いました。この選手に金沢選手は第2セットであと一歩のところまで追い詰めたので、ほんとうに惜しかったです。最後の第5セットは金沢と林、林は福原に第1ゲームで負けていたが、金沢を強打で圧倒した。それぞれの相性があるのですね。
 作戦タイムが各セット1回ずつ許されているが、これも重要な要素です。微妙な心理戦ですね。

 次回、2年後は、わが市開催だそうな。今度こそ「金」を!!そして、チケット取ってナマで見たいです。昨日の試合、会場はガラガラ。もったいないですね。

 いやあ、見応えありました。選手の皆様お疲れさまでした。
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