goo

京都レポート~花の里

遅くなりましたが、京都巡回のレポートをお届けします。

降り立った京都駅の横断幕に、

     「日本に京都があってよかった」

とありました。同感の思いの強い古都京都。。。
しかし、今回の巡回では、古寺・碁盤の目の街並みのイメージとはまた違う京都再発見の旅となりました。奥が深~いです。
京都府は南北に長く、北部の丹後半島は日本海に面しています。市内西北部の嵐山、北山方面から保津川・山陰線に沿って街並みは点在しています。亀岡ー園部ー綾部ー福知山ー宮津・舞鶴といった主要都市へと連なって行きます。今回、私は綾部の手前より南部を回ってきました。

とにかくの印象は山が深いことです。それも際立って高い山ではなく、いくつもの山々が連なり、その合間に谷戸が延び、集落が点在していくのです。ですから、一つひとつが盆地のように、山で囲まれた静かで自然豊かな里が多いのです。

冒頭の写真は、亀岡郊外の稲穂と彼岸花の里です。思わず移動の車にお願いして、写真のために止まっていただき、シャッターに収めました。まるで赤い額縁のように稲穂の黄色いキャンバスを包んでいるかのようです。
 
                          

亀岡駅の裏には、広いコスモス畑が広がっていました。かつて、明智光秀はこの亀岡から本能寺に向かったと言われています。その道の出発点はこの畑のすぐそばです。都に近いこの地周辺は、戦乱の渦中に何度も歴史の跡を刻んで来た事と思います。


          
現在のこの里は、花の美しい自然豊かなのどかな地でした。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
« 10月・11... 京都レポート... »
 
コメント
 
 
 
明智光秀は・・・ (白玉)
2006-10-11 19:32:50
先生は、明智光秀=天海という説は、どのように解釈しますか?南光坊天海という僧侶と明智光秀が同一人物ではないか?という説です。

 

 1日のブログのコメントのつづきですが、新撰組発祥の地は実家に近いです。今となっては、なかなか行かれませんが・・・。ちょっと残念です。
 
 
 
→白玉さん (tera)
2006-10-12 07:19:26
確かにそういう説、あるようですが、現実的に考えたことはありませんでした。あまりにも両方とも有名な人物だけに、同一人物としての関わりには無理があり過ぎると思っていましたので。

ただし、利害関係など状況的には、ぴったりですし、ロマンがありますね。本能寺の時の家康の動向も不自然なところがありますし、この際、再度、検証してみます。

丹波では、光秀人気は高いですが、それ以前の波多野氏などへの愛着もあるようです。
 
 
 
天海説・・・ (白玉)
2006-10-12 09:54:10
やっぱり、無理があると思われますよね。

歴史に疎いわたしは、この説を知って「ええっ?!」と思っていましたが、気になっていました。

コメントありがとうございます。改めて勉強してみたいと思います。

 それにしても、亀岡の写真、美しいですねえ~。

心がなごみますねえ~。風景自体も良いのでしょうが、先生のカメラの腕が良いのですね!!



 
 
 
→白玉さん (tera)
2006-10-12 18:56:48
天海説は、状況証拠としては説得力があります。ただ、僧侶としての天海の気風と光秀の性格とはかなり隔たりがあるようです。



この写真は、景色の力です。現場ではハッと息を呑むくらい感動しました。カメラはポケットの簡易カメラですので悔いは残ります。でも仕事柄、大きなカメラは・・・携行しづらいのです。その辺は腕でカバー(笑)。
 
 
 
お帰りなさい (某子)
2006-10-13 14:07:19
ほ~んとにきれいですね。稲穂と彼岸花、黄と赤のコントラストが感動モノです。小さなカメラで撮ったとしても、迫力は十分に伝わってきます!



コスモスもこれだけたくさんあると感動するでしょうね。三連休に坐禅会で安曇野へ行ったんですが、やっぱりちょうどコスモスがたくさんきれいに咲いていました。また、リンゴがなっていたり、そばの畑もあったり、田舎風景を楽しんできました。
 
 
 
→某子さん (tera)
2006-10-13 19:13:28
安曇野の坐禅会、いいですねえ。。。ほんとうにいい企画をされますねぇ。秋のアルプスの山と信州の里、さぞ美しかったことと思います。それぞれの地に味わいがありますね。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。