とある寺院の日記。苦労もあれば夢もあります。ごくごくフツウの毎日ですが・・・。
tera日記
菊の定植
今年も菊の季節となりました。慌ただしい毎日だったために、約一ヶ月遅れの定植です。毎年、この場で紹介していますが、年々手抜きです。それでも続けられるのは、下地作りをしてくださる地域の支援者のお陰です。
菊は土作りが基本で、デリケートです。雑菌を嫌いますので、新しいものを使用します。
まず、鉢の下にDのような網をかけて土の流出を防いで、その上に水はけの良いあらい大粒の赤土(赤玉)Aを入れます。
そして、腐葉土Cに小粒の赤玉Bを混ぜたものを入れます。つまり、黒土とか赤土とか呼ばれるいわゆる土は一切使わないのです。木の葉だけの土(腐葉土)なのです。
こんな感じです。
定植前に下植えをしておいたものは、次のようになっていますが、ここまで芽から育てる手間が大変です。ここから外して、土を落として新しい土に馴染ませるのです。
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上の鉢にこの根を入れて定植します。土は、すべて先ほどの腐葉土と小粒赤玉の混合です。
三方向に支柱を立てて、補助木をつけて針金で固定します。この支柱は長さが調節できる二段型の市販のものを使います。菊専用の鉢には、この支柱用の針金穴が三方向に開いているのが特徴です。
さて、完成です。これから先が菊マニアの腕の見せ所。水やりと、肥料の調節、殺菌・防虫の消毒、そして芽かき。各枝に一つの花をつけさせるために一つのつぼみにしぼるのが難しいのです。伸びた枝を支柱にとめて、輪台を付けるのもひと仕事。先はまだまだです。
9月の最も成長が著しい時期に、長期に寺を離れるのが気がかりです。昨年はここで失敗しましたので・・・・。強力な助っ人募集中!!!
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ご苦労さまです。
菊が心配ですが、福岡に行ってきます。残暑と台風も気になるところではあります・・・。
ブログと関係ないコメントですみません。
休暇を取って、インド仏跡めぐりに来ています。
ブッダガヤ~スジャータの村~ラージギル
(霊鷲山、竹林精舎)という、仏教の「重要地点」
ともいえる場所をめぐってきました。
今日カルカッタに戻ってきて、
明日の夜にはもう日本に向けて出発、
という駆け足旅行ですが、
それで仏教の原点ともいえるこれだけの場所を
訪れることができ、感無量です。
写真も帰国したら載せる予定(少しですが)です。
私も来年の春に、密かに計画中です。
某子さんの目で見て感じたインドのレポート、興味深く読ませていただいています。
帰ってからの写真のUPなども楽しみです。